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週末は鳥たちのさえずりと共に

自治体が企画するバードウォッチングに行って来た。野鳥の会の方がガイド役を務めてくださる本格的な企画。

配られた資料によると、ガイド役の方御本人が実際に見て種を同定出来たものだけで99種あり、雌雄での個体の大きさや、どの季節に見られるか、渡り鳥か留鳥・漂鳥かといった特徴が分かりやすくリストアップされている。

全て自宅からも半径1km以内で観察出来た野鳥なのかと思うと、いい意味でショック

リストをもとに、どれだけ実際に発見出来たかチェックしていくのだが、多い人は25種以上。私は、教えてもらいながらなんとか15種だった。

写真はスマホではうまく撮れずしまい。動きが速い鳥も多いし、遠くからだとピンボケになる。毎回手袋を外してスマホを操作するには大変だし手も冷える。ただ、持参した美術館用の4倍ズームの単眼鏡が活躍。鳥の姿が想像以上に見えた。

ネットなどで野鳥の写真がアップされているのを見ると、凄いことなんだなあと改めて感心。いきなり道具から揃えたくないので、まずは最低限の知識から。早速、地元の図書館で野鳥の本を何冊か借りて来て、見てきた鳥の特徴を確認。本の種類もたくさんあり、このジャンルは激戦区なのだと認識。

少しでも本を見ずに一つでも見分けたり、囀りを聞いて存在を感じられるようになれば、それだけ人生の楽しみが増えるだろうと確信している。

昼に畑で採れた野菜を、野菜洗い用のタワシを使いながらゴシゴシと庭で洗ってでいると、後ろで「ヒィッ・ヒィッ」とジョウビタキの声が聞こえてきた。振り向くと、目の前の木の枝に赤い姿を見せていた。

朝の通勤も、最寄り駅までは単眼鏡を首にぶら下げて歩いても良さそうだ。