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茜さす 夢見心地の 秋の空

金木犀の香りを胸いっぱいに吸い込みたくて、久しぶりに家の外に出た。

香りに気づくとオレンジ色の花が目に入る
刈り込まれた花を横目に川沿いを歩くことにした
ドングリを落とす樹々が茂り、清流は碧い
近づく度に逃げる鷺、ソーシャルディスタンス
沈下橋渡ると遠くで飛び立つ鷺の声が聞こえた
彼岸花の時期も終わりかけ
有名なスポットまで来たが奥は追わず踵を返す
谷津田の稲刈りは終わったがハザカケ後も大変
峠で弁当を開いた。鳥と虫と人の声を聞いた
借りた畑の大根は勝手に大きくなっていた
明日のことなど忘れて生死も忘れて生きよう
目を開けば、世の中は神秘で溢れているから