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脳内ゲームオブザイヤー アーカイブ '14

ゲーム歴が30年を超えた2014年。
2021年から振り返ると"7年前"にあたる。
第31回の脳内ゲームオブザイヤーを決めていきたい。

PS4とXBOX One

ついに登場という感のあるPS4。北米では13年発売で、日本の会社が出す日本のゲーム機なのに外国で先に売るのかよみたいなネガティブな空気が少し流れたのを覚えている。
XBOX360は即飛びついてめっちゃ使った筆者だが、PS4とXbox Oneについては、結婚して引っ越しをしたため、置き場的にどちらか一台を選ばなければならなかった。
Oneはオンリーのソフトで遊びたいゲームがあまりなかったことと、マルチのゲームならPS4でできる。PS4はナスネが動かせるがOneはできない。ということでPS4を選ぶこととなり、XBOX Oneは大変珍しいのだが、購入しなかったハードとなってしまった。

ソフトは依然として3DSが強かった。「モンハン4G」「ポケモン オメガルビー/アルファサファイア」「妖怪ウォッチ2」「スマブラfor3DS」など。
Wii Uでも「スマブラfor Wii U」が出たほか、Vita「フリーダムウォーズ」PS3「ガンダムエクバ フルブースト」「ダークソウル2」など。
肝心のPS4はソフトが揃うのが遅かったイメージ。
本体同梱(だったっけ?)の「ナック」を除くと目立ったのは「龍が如く維新」と「メタルギアソリッド5の体験版(グラウンドゼロズ)」くらいだったような。「戦国無双4」とか「CoD」とか「ウォッチドッグス」なんかも出てたか…

ゲーム以外だと、大きかったニュースは「笑っていいとも」の終了。
さすがに当時は喪失感あったね、今は何とも思わんけど。
闇のニュースとしては消費税が8%に増税したことと、マックのチキンナゲットに期限の切れたやべー鶏肉が使われてるって騒ぎがあったこと。
その他は、小保方氏のSTAP細胞騒ぎとか、児ポ法が可決したとか。
アニメは「ジョジョ3部」「ハイキュー!!」「東京喰種トーキョーグール」「SHIROBAKO」、劇場で「思い出のマーニー」「STAND BY MEドラえもん」など。
お笑いは東京エレキテル連合の「駄目よ、ダメダメ」。
映画は「アナ雪」。「ありのまま」って言葉が流行った。
あと「壁ドン」が流行ったのはこの辺。
余談だけど、壁ドンって正しくは、アパートで隣の部屋の奴が音楽かけたりして五月蠅い時に「うるせーぞ!」って壁をドンと叩いて知らせる行為の事を指してたよね。
いま広まってる壁ドンは誤り、と個人的には言いたいが、別の場所から違う意味で広まった言葉である。
今の使われ方は少女漫画の「L♥DK(渡辺あゆ作)」の作中が初出とされているようだ。2014年にこれが映画化され、情報番組なんかで取りざたされて有名になったみたい?

2014年 ノミネート作品

  • モンスターハンター4G(3DS)
    前年発売されたモンハン4のアッパーバージョン。これが出たことで無印のモンハン4がバカ安で中古屋に溢れることとなり、初めてモンハンする人はそっちがお勧めだヨ!みたいな話を仲間内でしてた。

  • 妖怪ウォッチ2真打
    甥っ子が「本家」で遊んでいたため一緒に遊びたくて購入した。
    子供向けとなめてたけど、斬新な要素ややり込める要素もあって面白い。
    「真打」はいわばアナザーバージョンで少し後に発売した。
    「元祖」と「本家」も無料アプデで真打の追加要素を遊ぶことができた。

  • 機動戦士ガンダム エクストリームバーサス フルブースト(PS3)
    アーケードで人気の(また、プレイヤーが騒いでマナーが悪いことで定評のある)2対2の対戦型アクションシューティングゲーム。
    筆者は「連邦VSジオン」以来久しぶりのプレイで、かなりスピーディーになっててびっくりした。

  • 白猫プロジェクト(スマホ)
    スマホのアクションRPG。バーチャルパッドでキャラを動かすゲームは苦手だったんだけど、白猫は、雑に扱ってもきっちり操作ができる「ぷにコン」を搭載しており快適にキャラを動かせた。
    ただ、このメーカーは「ぷにコン」がらみで任天堂と裁判になった。後年33億円の和解金を支払って裁判は終結したらしいけど。

  • プチコン3号(3DS)
    3DSでプログラム(BASIC)が作成できるツール。
    ダウンロード専売で、他のプレイヤーが作成したゲームをダウンロードして遊ぶこともできた。続編がSwitchでも出ている。

受賞作品

第31回脳内ゲームオブザイヤーは…

妖怪ウォッチ2真打(3DS)」です!

結婚して仕事の所属が変わって、勉強することが増えたなどもあったためかゲームを遊んだ本数が少なめだった年だ。
それと家スロ(パチスロの本物の台を購入して自宅で打つ行為)を始めた時期で、パチンコ・パチスロに傾倒していた頃でもあったな。

「妖怪ウォッチ2」は、甥っ子と一緒に遊べると思って購入した。
子供だましなんじゃないの?などと思って始めたが、期待はいいほうに裏切られた。
おもしろいよ。

ざっくり説明するとしたら、「ぼくなつ」と「ポケモン」の融合だと思う。

主人公は小学生で、物語は夏休み中のエピソードになる。
ポケモンと比べたらやや狭めの「町内」マップで何度も昼夜を繰り返しつつ、同時多発的に現れるクエストをやっつけていきつつ、妖怪を集めていく。

主人公は小学生なので夜になったら帰らないといけない。
帰らずにうろうろしてるとお店が閉まり、飲み屋が営業しだして、更に夜になると鬼が現れて妖怪の世界への扉が開いたり。
マップが狭い代わりに昼夜やフラグによって細部が変化するなど深みがあり、遊び応えはかなりある。

街中の飲食店にいちいち入れたり、駐車している車の下を覗けたり、電車の駅とか降りる必要ないのにたくさん用意されてたりちゃんと長時間電車の椅子に座ってなきゃいけなかったり、そのせいで快速に乗る意味があったり、変なトコが作りこまれてて面白い。

また現代日本っぽい世界が舞台なのもとっつきやすい。

ポケモンのマップは世界全体である。しかし全世界であると考えた場合はすこし狭くて、それぞれの町などでやれることは多くない。
こちらはマップ全部が町1個しかないが(本当はお婆ちゃんの田舎とか過去の町とかが出てくるので3個くらいあるんだけどメインの町は1個)それにしては広くて、やれることが多い。

バトルがほとんどオートなのは賛否両論あるかとおもう。(スキルの使用や状態異常の回復等のみ手動になる)がポケモンと同じではもう飽き飽きだしいい選択だと感じる。

妖怪を仲間にするのに「弱らせて捕まえる」ことはできなくて、「好きな食べ物などを与えて好感度を上げたうえで、普通に倒す」のも、新鮮ではあるんだけど作業感があって賛否両論かも?

ガチャがあったり、市販されているおもちゃ「妖怪メダル」についているQRコードを3DSのカメラで読み取ることでその妖怪をゲットできたりと、ポケモンとは異なるアプローチでメディアミックスをおこなっており世界の広がりも感じる。

これまで、レベルファイブのゲームはやらされ感が強いなと感じていたが今回はそう感じなかった。
程よく狭い、密度の高いマップでいろんなことができるので、充実感は高い。
サブクエストが豊富で割りと自由に行動できるのも好みのゲームデザインだと感じた。

あと、男子と一緒に下水道に秘密基地作りする野球帽の日焼けした女の子がかわいかった。名前忘れたけど。
追記:”ミカちゃん”だった。ヘッダーにいる子。

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