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脳内ゲームオブザイヤー アーカイブ '08

第25回!脳内ゲームオブザイヤー四半世紀の歴史を持つに至った。
筆者が西暦2008年に個人的に遊んだゲームの中からベストな一本を発表する。

復活の任天堂

この年に出たハードは、ニンテンドーDSiと、PSP-3000のみ。どっちも購入して、どっちも長く愛用した(PSP-3000はいまだに使ってる)。
アメリカにおいて2008年のゲーム機の売り上げ台数は据え置きはWii、携帯型はDSがトップだった。
PS3とPSPに3倍くらい差をつけたそうで、ゲームキューブ時代に苦汁をなめた任天堂がが復活を果たした年だった。と報じられた

国内のソフトで売れたのはPSPの「モンハン2nd G」。ユーザー全員やってた感じだった。
DSは「ポケモンプラチナ」とか、男子的にはよくわからんけど地味にシリーズが続いてる「わがままファッション ガールズモード」の1作目がこの年に出た。
Wiiは「マリオカートWii」や「スマブラX」。
PS3は「メタルギア4」などがヒットした。

ゲーム以外だと、TwitterとFacebookの日本語版がスタートした。
ソフトバンクからiPhone 3Gが発売された。この頃はまだ「知る人ぞ知る」って感じだったね。
総理大臣が福田さんから麻生さんに。彼は国益を損ねるようなことはしなかったけど漢字が読めないとかカップラーメンの値段知らないとか、茶化しみたいな批判が(主にテレビで)集中し、評判を下げていった。
自販機で煙草を買うのにタスポカードが必要になった。
松下電器が社名をパナソニックに変更。
新宿歌舞伎町のコマ劇場が閉館。パチンコ屋になったんだっけ?
お笑いで流行ったのはエドはるみ。
J-Popは…もうおじさんはミスチルのアルバムしかCDを買わなくなっていたので、ミスチルで説明すると「GIFT」とか「Hanabi」が出たころ。
青山テルマの「そばにいるね」や、ニコニコ動画から「ウッーウッーウマウマ」なんかはネットで流行ったので少し知ってる。

2008年 ノミネート作品

  • 世界樹の迷宮2(DS)
    昨年の脳内GOTYに輝いた「世界樹の迷宮」の続編。
    プレイヤーが使用できる職業やスキルが一新され、より手ごわくなった迷宮とモンスターに挑む。
    ガンナーの女の子が可愛かった。

  • ポケットモンスター プラチナ(DS)
    ダイヤモンド・パールのアナザーバージョン。
    出現するモンスター以外全部同じかなと思ってたら、かなりの追加や修正がある。訪問する町の順番(=倒すジムリーダーの順番)もダイパと少し違ってた。

  • 無双OROCHI 魔王再臨(PSP)
    三国無双と戦後無双をフュージョンさせたお祭り(?)作品。
    そのため、もはや歴史ゲームではないと思う。
    織田信長や卑弥呼や董卓や伊達政宗が連帯し、敵役になってた。
    実在した人物を扱った作品だと考えると、かなり尖った設定だといえる。子孫の人に怒られたりしなかったのかな?
    本家の無双はナンバリングいくつを買ってもストーリーが基本全作ずっと同じなので、これは思い切ったアレンジだと思った。

  • 機動戦士ガンダム ギレンの野望 アクシズの脅威(PSP)
    PSやDCで出ていた「ギレンの野望 -ジオンの系譜-」の続編。
    初代ガンダム世代の戦いが終わると、Zガンダム世代を舞台にしたIFストーリーが遊べる。
    ギレン・ザビやガルマ・ザビが生きていて軍を興していたら、シャアがキャスバルであることをカミングアウトしてネオジオンを旗揚げしていたら?といった感じで一年戦争の後もゲームが続くロマンあふれる作品。
    ただ割とガチ目なSLGなので、勝つのには慣れが必要。

受賞作品

第16回脳内ゲームオブザイヤーは…

ポケットモンスター プラチナ(DS)」キミに決めた!

DS版のポケモン「ダイヤモンド/パール」のアナザーバージョン。
有名なタイトルなので内容についてはいまさら多くを語るまでも無いかもしれない。

この時期、モンハンもポケモンも、一回始めたら1年くらい遊べちゃうので、ゲームプレイの時間が無くて困っちゃう!みたいな感じだったのではないかな。
筆者は個人的にモンハンよりポケモンの方が好みだったので、こちらの受賞となった。

「ポケモン」はみんなが思うように、初心者にも遊びやすく、上級者も納得のやり込み要素が満載の奥深いゲームだ。
野生をなんとなく集めて、シナリオクリアまで遊んで満足する人もいれば、図鑑コンプしてからがスタートって人もいる。ガチレベルが高くても高くなくても楽しめる、懐の広さがいいところだと思う。

ルビサファとエメラルドも両方やって、ダイパとプラチナも両方やったけど。
ルビサファとエメラルドはエンディングまでのゲーム内容はほとんど同じだった。しかしダイパとプラチナは、攻略する順番、訪れる町の順番などが変わっていて、「出るモンスターが違うバージョン」に留まらなかった所が良かった。
他にも細かな追加や修正がたくさんあった。詳しくまとめている人がいたのでリンクさせていただく。
これらの変更があったため、ダイヤモンドをクリアするまで遊んだ直後にプラチナを開始する。という行為がルビサファのときより辛くなく、違いを探しながら楽しめた。ような気がしている。

DSには2画面タッチパネルのほかにも、本体に時計が内蔵されていたり、すれ違い通信が出来たり、Wi-Fiを使えたり、マイクがついていたり。ハードに仕掛けがたくさんあった。ポケモンにはそれらを使った遊びが満載で、ワクワクするゲームだったと思う。

筆者はポケモンやる時、マップ歩いてて新しい「茂み」を見つけたらそこで「見たことのない野生が居なくなるまで」ウロウロし続けて野生ゲットを行いたい派なのだけど。
さいきん歳をとったからか、それやってると眠くなる…
また昔みたいに情熱をもって集められるようになりたい。

[B] で ぬけます.