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脳内ゲームオブザイヤー アーカイブ '13

2013年で脳内ゲームオブザイヤーは30回を数えた。
2021年から振り返ると"8年前"にあたる。
ゲーム歴30年目のメモリアルイヤー。一番のゲームを決めていきたい。

PS4がアメリカで販売開始(日本はまだ!)

2013年はPS4の発売年だが、アメリカに限っての話。
日本国内では2014年までお預けを喰らうことに。
携帯型も新機種は無く、Vita TVや2DS(海外で発売)などモデルチェンジ機のみの登場だった。
スマートフォンはiPhone 5Sのころ。

ゲームソフトは3DSが強く「ポケモンX・Y」や「モンハン4」「パズドラZ」「妖怪ウォッチ」などがリリース。Vitaがまだ元気で3DSを追い越せとばかりに「FFX/X-2」「ダンガンロンパ1,2」「討鬼伝」「ゴッドイーター2」などをリリースした。
ネトゲのFF14で、リリース済みの世界が一回滅びて、新生エオルゼアがスタートした。
ブラウザゲーの「艦これ」が始まったのもこの年。当初はFlashで作られててブラウザといってもiPhoneのブラウザではプレイできなかったんだよね。これのためにWindowsタブレットを買った友人が数名いた。

ゲーム以外だと、東京オリンピックの誘致が決まって「お・も・て・な・し」が流行。林先生の「今でしょ」もこのころ。
お笑いの山崎邦正が「月亭方正」になった。
ドラマは「あまちゃん」「半沢直樹」。アニメだと「たまこまーけっと」「ラブライブ」「進撃の巨人」「キルラキル」「のんのんびより」とか。

2013年 ノミネート作品

  • ドラゴンズクラウン(Vita)
    昔ゲーセンにあったカプコンの「ダンジョンズ&ドラゴンズ」のような、ファンタジー世界が舞台のベルトスクロールアクション。
    バニラウェア制作で緻密に描きこまれた2Dのゲーム。
    短めのゲームだけど繰り返しプレイした。

  • モンスターハンター4(3DS)
    モンハンの新作。プラットフォームを3DSに移した。
    初期の3DSには右スティックがなかったのでタッチパネルでカメラ操作しなきゃいけなかったんだけど、「拡張スライドパッド」なんて周辺機器が登場し、強引に右スティックが追加された。

  • グランド・セフト・オート5(XBOX360)
    10年前の2003年に脳内GOTYに輝いたGTA3の続編にあたるタイトル。
    やること自体は大きく変わってないけれど、できることはかなり増えて、技術の進歩を感じる。オンラインモードも馬鹿っぽくて楽しい。

  • ソウルサクリファイス(Vita)
    画像もきれいで右スティックもついてて背面パッドもあるからL2R2もいけるVitaを使って早くモンハンがやりたい。という欲求を満たすためにやりこんだゲーム。
    倒した敵の死体(というかまだ生きてる状態)に近づいて「救済する」か「生贄にする」かを選べるところが面白かった。
    ザックリ言うと救済すると強くなれないけど善人になれて、生贄にすると悪に染まっていくけど魂を吸収して強くなれる。善悪どっちを目指すかを決めることができた。
    全体的に絵面がグロイのがちょっと好みが分かれるところ。

  • 討鬼伝(Vita)
    画像もきれいで右スティックもついてて背面パッドもあるからL2R2もいけるVitaを使って早くモンハンがやりたい。という欲求を満たすためにやりこんだゲームその2。
    モンハンから採取や素材や卵運びやアイテム所持という概念をなくして戦いに特化し部位破壊を多彩にした。回復は魔法を使う。って感じの内容。
    面白かったけどシリーズ2作で止まっちゃって残念。

  • チェインクロニクル(スマホ)
    セガのスマホのSRPG。基本無料のガチャゲーだけどストーリーがいいよ!という触れ込みで登場した。
    仲間のキャラ増やすのはガチャなんだけど、そのキャラの物語がちゃんと用意されている。という感じだった(チェンクロ以前のポチポチゲーではレア度の低い仲間キャラは物語など用意されず、ただ少し台詞があるだけのモブだったりすることも珍しくなかった)とはいっても仲間になるまでの過程無しに、ガチャ引いた後お話し見せられてもな。みたいな違和感はやっぱりあった。仲間を"探すところも"ゲームであってほしい。

受賞作品

記念すべき第30回、脳内GOTYは…

討鬼伝(Vita)」です!

モンハン4を退けて、討鬼伝を受賞作品としたい。

Vitaでモンハンがしたい。
筆者はずっとそんな想いを持っていた。

もっというと「きっと出る」ということを確信して、そのためにVitaを買ったと言ってもいいくらいだ。

今度のハードは画面の解像度も高いし、モデルもきれい。
有機ELで鮮やかに描画される。
右スティックもある。
背面パッドもあるから、PS3でいうところのL2ボタン、R2ボタンの操作もできる。

P3rdはあんなに売れたし、面白かったし。
モンハンを出さない理由ないよね?
そう思ってた。

けど、出なかった。
聞いた話だからホントか知らないけど、どうやらSCEとカプコンが喧嘩してしまったらしい。
SCEがモンハンP3rdのHDバージョンのネットプレイを無料で出来るようにしちゃって、カプコンとしてはモンハンフロンティアみたいにオンで金取りたい算段だったのに…的なことが原因だった、とかいう話をどっかで聞いたが。
これのせいかどうかも全然知らないけど、VITAで「モンハンP4th」が出る気配が全くない。
そして「モンハン4」は3DSでリリースされた。(その後通算3作、モンハンは3DSをメインプラットフォームとすることとなる)

そんな折にVitaに登場したのがコーエーの「討鬼伝」。モンハンをシンプルにした感じの内容で、単純ではあったが筆者の「狩りたい欲求」をかなり満たしてくれるものだった。

無双のチームが開発したらしいけど、頭の悪い大勢のザコ兵士をばっさばっさなぎ倒す的な要素は希薄で「強くて大型の鬼をみんなで倒しましょう」なゲームに仕上がってる。

道具の持ち運びや採取の要素はなく、クエストは討伐のみで運搬も無い。生け捕りも無かったはず。

素材の剥ぎ取りはあり、部位破壊はモンハンよりたくさんあって、腕や足や羽は大体どの敵も取れるようになってた。
モンハンと少し違った点として、切り落とした腕や足を戦闘中に「拾う」必要がある。
これには、腕などが落ちている場所に一定時間とどまってボタンを押しっぱなしにする必要があって、殺されないように気を付けながら回収作業をしなければならなかった。結構ドキドキした。

またパワーアップするために「戦国武将の魂」を探し集めて、装備する。という要素があった。

ノミネート作品にある「ソウル・サクリファイス」よりもグラフィックがグロくなくて、ぱっと見は和風のモンハン。って感じで映像もよく、遊びやすかった。

これは嫁と一緒に遊んだ。プレイ中はかなりのめりこみ、エンディング見るまで一気にやった。
モンハン4は嫁には難しすぎたようで最後までは一緒に遊べなかったんだよね。討鬼伝の難易度が筆者夫婦にはちょうど良かった。そのためモンハン4よりも共同作業を行えた頻度が高く、結果として上質なゲーム体験になったな。と思う。
脳内のGOTYなので、手前都合でOKとさせてもらいたい。

ちなみに討鬼伝、PSPでも出ていたらしい。
それと、アッパーバージョンである「討鬼伝・極」や、続編である「2」が後で出た。
しかし、その後シリーズが続くといった知らせが無いのが残念。
無双チームが開発してたらしいからな…
「討鬼伝」よりも「無双」の方が売れた → 毎年「無双」作る方がいい。というような判断がされてしまったのだろうか?

モンハンは好きだけども。
ゴッドイーターも3以降新作出てないし、大型モンスターをみんなでやっつけましょう系ゲームがモンハンの1強なのはちょっとつまらないよね…?

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