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【よみがえる遺産】太陽と月、光と影。「その手を見ると、応援したくなっちゃうんだ」

バトンを受け取りました。
最近、noteでもTwitterでも見かける【よみがえる遺産】。
自分の過去の作品のなかから、一番多く読まれた作品をピックアップし、再度、光を当てようというチェーンナーさんの企画です。

私の前のランナーは、Shihoさん。
多くの言葉を交わしているうちに、信頼を寄せるようになり、今では大切なお友達です。
Shihoさんは、とても素直で真っ直ぐな気持ちを表現する書き手であると同時に、美しい写真を撮るアーティストでもあります。
Shihoさんのフィルターを通して切り取る、極めて感覚的な情景と、マクロレンズを通して見せてくれる未知の世界が、私は好きです。
ウソのない右脳の人。そんなイメージを持っています。

Shihoさんが相方さんと作り上げる美しい映像世界をひとつご紹介しましょう。(音が出ます)

 

あとひとつ。
真っ直ぐな気持ちが大好きなnoteでの作品をご紹介。

Shihoさんからのご指名では受けないわけにはまいりませんので、ひと肌、いやモロ・・・じゃなくて諸肌脱ぐといたしましょう。

え? 見たくねーよって?
大丈夫。安心して。
脱いでもアンダー着てます。モロじゃないってば。

 

さて。
態度が大きいので誤解を受けることもままありますが、私はnote歴6ヶ月の、ようやく初心者マークが外れたかな?という書き手です。
それに、月々の投稿件数も平均10本と少ないので、どの作品もさほど深く埋もれているわけではないんです。
ですから、遺産なんてたいそうなものではありませんが、せっかくの機会なので、過去の作品をスコップで掘ってきました。

まず、ダッシュボードです。

一番PV(ページビュー)が多かったのは、この作品でした。

note編集部のおすすめピックアップがあったり、note公式 「#応援したいスポーツ」コンテストで「スポーツのきっかけ賞」を受賞したりした、私にとって転機となった作品です。

PV(ページビュー)は、これが突出して多いのです。2位の3倍以上の数字を持っています。(しかも、2位は特に目立ったわけでも、“スキ”が多いわけでもなく、noteのSEO対策のおかげでPVが高いだけですし)
PVは、そのページが開かれた回数をカウントしているだけで、読まれた回数とは限りません。ですから、実際に最後まで読んでいただいた数は、ずっとずっと少ないだろうと思っています。そもそも、長いですしね。

でも、Shihoさんのように気に入って10回以上も(!)読んでくださる方があるという作品になったことは、書き手冥利に尽きます。
それに、この作品のおかげで出会えた方々も大勢いるので、私にとってはnoteの縁結びの神?的作品です。

この作品が多くのかたに読んでいただけたことには、いくつかの理由があると思っています。
誰もが通ってきたり、身近にあっただろう青春の1ページに、光を当てていること。
カメラのこちら側の視線で描くことで、応援する側の目線と気持ちを体感できること。
写真と文章をトリミングして、こども達の“手”にフォーカスしたことで、余白が生まれ、読み手の解釈・思い出・感覚・気持ちなどが入り込む余地ができて、読み手が自分の物語にできること。
何よりも、テーマが“誰かへのエール”であること。

清く正しく美しく。
とてもまぶしい光を放つ何かが、この作品には宿っています。(自分で言うのもアレですが。笑)
それは、私自身ではなくて、私やこども達や周囲のお父さん・お母さん達の持っている気持ちの、ほんの一部をエッセンス的に抜き出した何かであり、走り続けたこども達の写真であり、読んだみなさんが重ねた気持ちなのでしょう。


そして、この作品は、私の“光”です。
この作品を書くきっかけとなった、“光”と対をなす“影”を描いた作品は、ダッシュボードを“スキ”数で並べ替えると2位に入っています。
セットで読んでいただけたら、うれしいです。

太陽と月、光と影。

私を構成するもののうち、圧倒的に多いのは“影”です。
それが私という人間を打ち、鍛え、考えさせ、形づくってきたのだと思っています。
表裏一体の光と影を、これからもていねいに綴っていく書き手でありたいと思っています。

 

私の話はここまでにして、ここで、バトンを渡すかたのご紹介を。
どなたに渡すか迷ったのですが、私からは、このおふたりに繋がせていただきます。

まずは、このかた。
この記事を予約投稿する現時点での最新のnoteは・・・何だか出来過ぎてて申し訳ないのですが、リレー小説で私が担当した最終回についてご紹介くださった、この記事です。

しめじさんは、私がnoteを始めたばかりの頃に声をかけてくださって、それ以来ずっと仲良く交流しているお友達です。彼も、私やShihoさんと同じくちゃんと“影”を持ち、そこと真っ直ぐ向き合っている人ですが、いい感じにふざけて場を和ませてくれ、バランスをうまく取ってくださるコミュニケーションの達人です。
周囲を巻き込みながら、たくさんの楽しい企画を提案してくださり、最近ではリレー小説企画で楽しませていただきました。
しめじさん、仕事とnoteでの連載でお忙しいと思いますが、もし良かったらバトンを受け取ってください。
もちろんスルーしてもOKですからね。ご無理のないように・・・。

 

そして、もうおひとりは、このかた。

しゅんたろさんは、Twitterで私の「黒焦げのたまねぎ」に帯を書いてくださったことをきっかけに交流が始まったかたです。

保育園児の息子さんの子育て真っ最中のお母さんで、間違いなく私よりはずっとずっとお若いのですが、noteでは大先輩です。
彼女のエッセイは、4歳の息子さんに注ぐあたたかい目線と、小さいこどもの育児中の母の楽しさと孤独がていねいに綴られていて、ぎゅっと胸の奥を掴まれます。
大好きな書き手のひとりです。
しゅんたろさん、お忙しいとは思ったのですが、私が読みたいのでバトンを回させていただきました。
でも、スルーしても全然かまいませんので、ご無理のないように・・・。

 

元の企画は、こちらです。

【この企画のルール】
 ※ チェーンナーさんの書かれた内容を、まとめたものです

➀バトンを受け取って、5日以内に記事を作成
➁条件:ダッシュボードの[全期間]を選び、ダッシュボードのスクリーンショット(任意)と、PV(ページビュー:表示された回数)の一番多い記事を貼り付ける
➂タイトル:【よみがえる遺産】(一番読まれたnoteのタイトル)
➃内容:感想、当時の心境、書いた動機、その他
⑤バトンを渡す2名の最新のnoteを貼る(任意)
⑥ハッシュタグ:#私の今まで一番読まれたnoteを読んでください

あらためて自分のこの作品を読み直してみると、何だか“お嫁に出した娘”のようだなぁ・・・なんて。(本当の娘は、まだ学生で独身です)
この“娘”のおかげで親戚縁者が増えたり、大人になっててまぶしく見えたり、嫁ぎ先で大切にされてると聞いて嬉しかったり。
この企画は、そんな幸せに改めて気づく良いきっかけになりました。

チェーンナーさん、Shihoさん、ありがとうございました。

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note感想文

ここまで読んでくれたんですね! ありがとう!