「どうする家康」「パリピ孔明」完走の感想

あんまりドラマというものを観ないのですが、今年はタイトルの2作にドハマりし、テレビにかじりついていました。良かった!
本当は最終回直後に感想を書きたかったです。

「どうする家康」
ケンイチが出るぞということで見始めた本作、案の定(いつもだよ)ケンイチ以外にも良い俳優さん、心に残る展開やシーンがてんこ盛りで、観て良かったなーと思います
・その都度の感想はここ(noteのつぶやき)とTwitterでつぶやいていますんで、そこを検索してください。はい投げた
・つぶやいてない感想としては大野修理を演じた玉山鉄二(タマテツ)さんです。すごいおっさん感だな!!!??? イメージが「若いイケメン俳優」のまま止まっていたので「オッサーン」などっしりいかつい大野修理にちょっと何かが目覚めそうになりました。
ラスト、景子ちゃん演じる淀君に介錯されるところで「あっ」と思った人は思ったようです(思った派)。あそこ非常にエロくさいよね。その後調べたところ、淀君と大野修理は乳兄弟で、艶聞もあったようです。ぎゃーーー! まさにそんな感じしたー!!! あのワンシーンだけでそういうのをわからせちゃうの、すごくないですか??? 演出の技もあるけど、景子ちゃんとタマテツの渾身のにおわせ演技が素晴らしかったんです。
・ケンイチは「(二度目の大河なので)楽しんでやって」と言われたり、松潤殿に「(初回で)えらいひとが来ちゃったな」とビビられたりで、そういうところが大爆発で相変わらず大好きですと思いました。
・悪いところも書いておく。
脚本の構成のアンバランスな感じは感じました。強右衛門と阿月ちゃん2人とも走ってるのでどっちかでいいだろと思いましたし、重要人物の阿茶さまが後半でいきなり出てくる。小牧長久手の戦いには出さなきゃいけなかったんじゃないですかね。
ただそういうアンバランスなところを上回るエモさやメッセージはあったので、「良かったです」としか言いようがないです。

大河を完走したの、2度目です。1度目は「平清盛」です。ケンイチが主演だからね!!!
「どうする家康」を経て、昨年大河の「鎌倉殿の13人」や、きれいな明智光秀が主人公の(言い方)「麒麟がくる」も観たいなと思いました。

「パリピ孔明」
・最高でした。今まで見たドラマの中でトップ……?じゃないかもしれんけど、上位に入る
ドラマです。みんな見て。これ絶対映画化するに。
・いわゆる政治的に正しい感じにちょこっと改変されてましたけど、全然違和感がなかったです。
英子ちゃんが酔いつぶれた孔明を家に連れて帰らない
英子ちゃんの熱狂的なファンが男子から女子に変更
KABEくんのお友達の佐々木くんが太っちょ男子から細身眼鏡男子に変更
アザリエの絶望的な露出お衣装がとんちきなテクノお衣装に変更
・その割には、孔明がKABEくん家の洗濯機を破壊したり、アザリエの所属しているレコード会社に侵入したりと、法律的にはギリギリどころか完全にアウトなこともやっています。笑
・惜しむらくは、アザリエのななみんを演じた八木莉可子ちゃん、ほんとはここは「英子ちゃんが憧れる歌唱力の持ち主」をキャスティングしなきゃいけなかったな……と思います。歌はうまくはなかったっす。英子ちゃんがガチうまいので余計にそう感じちゃった。
・八木莉可子ちゃんはともかくとして(演技は良かった)キャスティングが全員どはまりでみんな愛しかったです。ビジュアルが公開された時の、ええ大丈夫なんか……という不安は木端微塵に吹き飛び、おめでとうありがとう大好きだの嵐です。
・アザリエの回で2~3話、シリアスなストーリーが続きますが、あとはツッコミどころ満載のめっちゃ面白いコメディです。みんな観て。

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