吉田美佳子さんという女優の存在感に心をぶち抜かれた話。

【注】こちらのnoteは「NHKドラマ【ひきこもり先生】を観た話。」の記事と連動した内容となっております。えっ、まだお読みでない?でしたら先にこちらをお読みあそばせ。何卒。

いやね、先に真面目な話をしましたから、今度は砕けた話をしようかと思いまして。実は何を隠そう、私はこの「ひきこもり先生」というドラマを完走して、キラッと光る女優さんに出会ってしまったのです。


それがこちら、吉田美佳子(よしだ・みかこ)さん。

(肖像権とかがアレだと思うので、Twitterのリンクを貼っておきます。各自検索してそのお顔をお確かめくださいませ。)


ドラマ「ひきこもり先生」では、主人公・上嶋陽平(演・佐藤二朗)がひきこもり時代に捨ててしまった娘役として出演されました。

登場も後半戦からという限られた出番ではあったのですが、その立ち居振る舞いといい、演技といい、私は驚きました。なんというかこう、存在感がすごいんです。ひきこもりの父親に捨てられ、しかし父親のことを思いながら生きてきたという難しい役回りを、限られたセリフ数の中で見事に表現されていました。もっといっぱい吉田さんを出して!!って言いたかったぐらいです。私の表現力がしょぼいせいでこの魅力をうまく伝えられないことが残念なぐらい、圧倒されました。


吉田さん、実は舞台を中心に活動されている女優さんなんだそうです。近年になって地上波のドラマにもいくつか出演されるようになってきたようで、NHK「トクサツガガガ」や「パラレル東京」日テレ系「トップナイフー天才脳外科医の条件ー」などに出演されています。


・・・ん?パラレル東京?え、わし観てるやん。


そう、瑞野「パラレル東京」も視聴してました。あー確かにしっかり出てましたわぁハイ!!って後で検索して思い出しました。

せっかくなのでパラレル東京も軽くご説明を。主演は小芝風花さん。首都直下型地震が発生し混乱するテレビ局を舞台に、災害を疑似体験するドラマとして「NHKスペシャル・体感首都直下地震ウィーク」の一環で放送された作品でした。

こちらでは、倒壊した雑居ビルの中に取り残されてしまった女子大生という役を演じられていました。が、写真と声だけの出演だったのでほとんどその姿を見ることはできませんでした。

ただ、そこでも遺憾なくその演技力は発揮されていて、特に報道特番のキャスター役の小芝さんと電話でやり取りをするシーンでは、私も涙しました。崩れたビルの中で迫りくる死の恐怖と戦う姿が目に浮かぶようで、胸が苦しかったです。


というわけで、今回はNHKドラマ「ひきこもり先生」レビューからの流れで、女優の吉田美佳子さんをご紹介しました。

いやー、いつかこういう女優さんと一緒にお仕事してみたいなー・・・とかいうささやかな目標ができました。え、ていうかどうやったらご一緒できますか!?やっぱ映画とか作ったらいいですか!?そんな制作資金ないけど!?



おしまい。