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いつまでも色褪せないんです。

まさかもう「平成」が「レトロ」って言われる時代が来たとはとても思えませんね。こんにちは、瑞野蒼人です。

#みずのおと 今回のテーマは「#レトロ」です。


先日、テレビ朝日のネットニュースで「インスタントカメラがリバイバルブームになっている」というニュースを見ました。そのニュースによると、富士フィルムが製造している「写ルンです」が、スマートフォンで写真を撮るのが主流の若者の間で、レトロで質感のよい写真が手軽に撮影できるということでちょっとしたブームになっているんだそうです。

実際にYou Tubeで検索をしてみると、有名なユーチューバーの方が写ルンですで写真をうまく撮れるか?みたいな企画をやっていたり、まあ若干ではありますがそのブームの片鱗を感じることができました。


まあ、2000年生まれのミレニアムベイビーな瑞野とすれば、「平成レトロ」なんて言われる筋合いはないどころか、はい?いまだに平成続いてますけどなにか?みたいな気分ですがね。

令和に変わったとはいえ変化したのは元号だけで、しかもそこからドカーンと派手に時代が変わったぞ!という実感もなく(コロナは確かに大きな変化でしたけど、自然災害みたいなもんですし)なんか、平成の延長戦をまだ楽しんでるみたいな気分がまだまだ抜けません。

閑話休題。


このニュースを見たとき、昔の記憶がふと蘇ってきました。

子供のとき、祖母に「写ルンです」を買ってもらって家の近所を撮影して歩いたことを、思い出しまして。ちょうど、実家の近所のマックスバリュに写真屋があって、フィルムで撮影した写真は、そこですぐに現像をすることができました。なので、好きなだけパシャパシャと写真を撮って、そのまま祖母に「写ルンです」を渡して、現像してもらっていました。

確かに、その時の写真はいまのデジタルの質感とはまた違い、なんとも褪せてよい味を出していたような記憶があるのです。いつも見慣れた家の近所の景色だけど、ずーっと昔に撮影したような年季の入った写真に見えたものです。いまもその写真は、実家で大切に飾ってあります。


ともかく、私も久々に写ルンですという名前を聞いて懐かしくなり、久々に買って、いっちょ写真を撮ってみようじゃああーりませんか!と思ったのです。

しかし、ここからがちょいと大変。

まず、コンビニかどこかに売っていないかと思い、手近な店に行ってみたのだが、驚くことにどこにも取り扱いがなかったのです。まあスマホがありますからコンビニにインスタントカメラ置いていたってしょうがないですからね。

で、やむなく近所のドン・キホーテに行き、ようやくひとつ手にすることができました。ところが、今度はその値段にまた驚いてしまいまして。写ルンですってひとつ1000円するんですね。びっくり。私の記憶だとひとつ700円程度だった気がするんですけど、想像以上に高かったです。私の記憶違いなのかな?

子供のころ、どこでも手軽に買えたはずの「写ルンです」が、まさかこんなにも距離のある存在になってしまっていたことに、私は驚きました。


で、本当なら卒業制作に向けた脚本作りのリサーチを兼ねて、撮影旅行に出かけるはずだったんですけど、あっさりと緊急事態宣言が出てしまいましてねぇ。いま、我が家では写ルンですくんが一台おねんねしております。あーもったいね。早く使いたい。


写ルンですトリップが出来たら、

noteで写真をお見せしますね。お楽しみに。


というわけで、今回はこれまでです。

次は、どんなハッシュタグでお会いしましょうか?


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