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【ホラー】嫌いなアイツとゾンビと俺と(連載)

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水保学園高等部に通う御神楽歩樹は、同じクラスの真鍋空斗のことが嫌いだ。明るい人気者で輪の中心の歩樹と、一人でいる事の多いクールな空斗は馬が合わない。だが学園祭の出し物の班が同じに…
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#ホラー小説部門

【嫌いなアイツとゾンビと俺と】第9話

 空が白み始めた頃、二人は再びヘリポートを目指して歩きはじめた。  まだ肌寒さの残る朝は…

水鳴諒
2か月前
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【嫌いなアイツとゾンビと俺と】第8話

 ゾンビの群れをかいくぐり、角へと曲がろうとした時だった。 「っ」  細い裏路地から現れ…

水鳴諒
2か月前
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【嫌いなアイツとゾンビと俺と】第7話

 朝になると、驚くほど快晴だった。絵の具を溶かしたような嘘くさい色の空を見上げながら、歩…

水鳴諒
2か月前
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【嫌いなアイツとゾンビと俺と】第6話

 剣道場を併設している和風の邸宅に到着する頃には、すっかり二人は濡れていた。  空斗が呼…

水鳴諒
2か月前
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【嫌いなアイツとゾンビと俺と】第5話

「なんだ?」 「これから……何処に行く? 真鍋はどう思う?」  歩樹が小さな声で言った。…

水鳴諒
2か月前
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【嫌いなアイツとゾンビと俺と】第4話

 緑色の非常階段を駆け下りていくと、二階の扉が開いていた。  何気なくそちらを見た歩樹は…

水鳴諒
2か月前
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【嫌いなアイツとゾンビと俺と】第2話

「それではー、学園祭の班のあみだくじの結果を発表しまーす」  学級委員長の声を聞く前に、黒板の白い線を見て、歩樹は絶望していた。  教室の飾り付け係、男子二名・女子二名の欄に、歩樹と……空斗の名前が並んでいたからである。極限まで瞼を細くして、思わず睨むように歩樹は空斗の背中を見据えた。するとチラリと振り返って空斗が、これ見よがしに溜め息をついていた。それにまたイラっとした。 「班ごとに集まって相談をしてください!」  そう号令がかかると、女子二名が空斗の席にすかさず駆け

【嫌いなアイツとゾンビと俺と】第1話

【あらすじ】  水保学園高等部に通う御神楽歩樹は、同じクラスの真鍋空斗のことが嫌いだ。明…

水鳴諒
2か月前
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