詩と

だれかの言葉について考えることが、ぼくにとっての詩だった。

耳を澄ますこと。きみが笑ってみせること。

いつかは消える声がここに届いて、

星の光がすきだと思った。

詩を書くと、あなたの顔が浮かぶ。

時間の中で永遠がはためく。

ぼくもきみも、すべてを話せはしないから、

ぼくらの間に詩があるんだろう。

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