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人と言葉の間にあるもの


最近自覚した、次女によく言っている言葉
「ゆっくりおいで、急がないでいいよ」
次女の「待ってー」という言葉に対して言うことが多い

焦らせるようなことはしていないはずなのに
なぜそんな会話になるのか考えた

長女はもともとハイレベルなゆっくりだったので
急がせてもいいことないだろう焦らせまい
と私が先に行くことも少なく
待つことを基本姿勢の中心にしてもいた

次女は周りに合わせることも、スローペースも高速行動もできるので
こちらもうっかり自分のペースになり
知らぬ間に次女はこちらに合わせようとしていることが多いのかもしれない

娘たちそれぞれのペースを大切にしたい私としては反省点である

何の気なしに繰り返される日常会話の中にこそ
ふと振り返ると気づく
自分にとっての大切なことがある

振り返るきっかけは何か
きっと
たったひと言で何かが大きく変わること
人の気持ちが生まれたり消えたりすることを
目の当たりにしたり
自分自身にそれを感じることで
言葉への興味が湧き続けていて
自分がパッと発した言葉に対しても興味があるからだろう

「吐いた唾は呑めませんよ」

昔言われた言葉が思い出される
 
後悔して
言葉を大切にしようとしているのに
それを越す一瞬の感情のために
またツバを吐き
後悔する

感情も言葉も
厄介で
大切

気持ちがあっても言葉にしない
気持ちがなくても言葉にする

そんな場面に出くわしたり気づいたりする度

人と言葉の間にある

見え隠れするものにまた興味が湧く

言葉がなくても伝わるものも 
言葉じゃないから伝わるもの

いろいろを感じられる 

オープンでフラットな状態でいたい


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