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『7つの習慣』を読んで―11

○「主体的なアプローチは、間違いをすぐに正し、そこから教訓を学ぶ。だから失敗が成功につながる」「過ちを認めず、行動を正さず、そこから何も学ぼうとしなければ、失敗はまったく異なる様相を帯びてくる。過ちをごまかし、正当化し、もっともらしい言い訳をして自分にも他者にも嘘をつくことになる。一度目の過ちを取り繕うという二度目の過ちは、さらに、一度目の失敗を増幅させ、必要以上に重大なものになり、自分自身にさらに深い傷を負わせることになる」

間違えたときはすぐに謝ればいい。そして、二度と同じ過ちを繰り返さないように対策を立てなければいけない。
しかし、間違いをおかしたとき、すぐに言い訳や責任転嫁する人も多い。気づかない振りをしてその場をごまかそうとする者もいる。そういう人は必ずと言ってもいいほど同じ過ちを繰り返す。

しかし、そういう人たちも潜在意識では過ちを自覚しているから、自分を傷つける。それでもなかなか自分を変えられないのは歪んだ自尊心のせいと言える。

ただ、自尊心に働かせようとすると、人格否定だと言われるリスクを背負う時代である。そういう人をどう指導すればいいのか。どう良い影響を与えられるかを考えなければいけない。

逆に、失敗を失敗と素直に認められる人は、その失敗を未来の成功に結びつけることができる。そこを理解させることができれば、部下を育成することができる。

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