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『ヘッセ詩集』読了

詩人になるために故郷を捨て、母への思いと望郷の念を抱き続けた詩人。心の彷徨い人。

好きな作品は
『白い雲』・・・風来坊への憧れ
『幸福』・・・幸福とは魂の拠り所
『チョウチョウ』・・・天国からの使者
『八月の終わり』・・・悟りの季節
『春の言葉』・・・日本の政治家に向けて
『シャボン玉』・・・人生は幻、シャボン玉は幻

好きな言葉は
「魂は曲がりくねった小道を行く。/魂のことばを読むことを学びたまえ!/今日、魂の苦悩であったものを、/明日は、もう魂は恵みとしてたたえる。」(『困難な時期にある友だちたちに』より)

「私が心がわりしないのは、自分の胸の中の星に対してだけです。/この星は破滅をさし示し、/あらゆる喜びを拷問に変えるのですが、/私はやはりこの星を愛し、たたえるのです」(『ある女性に』より)

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