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Day9.BUMP OF CHICKENを聴く話。

自分の奥底にある感情や望みを、引き出して、リリースしてくれる。言葉にするのも憚れるほど小さい(と思っていた)自分の本当の気持ちに気付かせてくれる。

私にとって BUMP OF CHICKENの曲はそんな存在。

ファンと名乗るにはおこがましい。大学時代の友人に薦められるままに聴き始めて、ライブに一度参戦したくらい。継続して新曲を追ってるわけでもない。

ただ、時々無性に聴きたくなる。決まって何かしんどいことが続いている時。

歌詞の中に自分を見つける

BUMPの歌詞で描かれるのは、愛を声高らかに歌う人ではないし、正義のために世間を敵にするような人でもない。(いないことはないけど少ないような気がしてる)

どこか不器用で、でも夢や想いや理想があって、だけど傷付かないように誤魔化しているような人。

ドラマの主人公にはなれないようなそんな人に、自分を重ねて聴いている。
聴きながら、「あ、私はこれに傷ついたんだ。悲しかったんだ」と気付く。

多分、寄り添うってこういうことを言うんだと思う。


溜め息にもなれなかった 名前さえ持たない思いが
心の一番奥の方 爪を立てて 堪えていたんだ
触れて確かめられたら 形と音が分かるよ
伝えたい言葉はいつだって そうやって見つけてきた

今朝は「Aurora」を聴いた。
スッと心に滲みた。

そういう言葉を綴れるように、私もなりたい。

おわり。


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