トンニャン過去編#2 クック
※この物語は「阿修羅王」編・「アスタロト公爵」編の本編であり、さらに昔1970年代に描いたものを、2006年頃に記録のためにPCに打ち込んでデータ化したものです。また、特定の宗教とは何の関係もないフィクションです。
幾千億の時を経て、地球に二本足で歩く人間という生物が現れた。彼らはいつしか他の生物の上に君臨し、独自の国家を築いていった。
彼らは一様に火を吹く山を恐れ、その山に若い命を捧げる事で、怒りを鎮めようと考える者達もいた。また、その山に炎に包まれた鳥がいると考える者も