見出し画像

夢だった海外移住をしてみたら、どん底生活だった話。

彼氏のワーホリについてきて、フィジーに来てもうすぐ2ヶ月。早すぎる。

正直、これといって目に見えるような成果は、大したことを成し遂げられていない。

海外ノマドを夢見て始めた生活。でもこの2ヶ月のうちのほとんどを、日本に帰りたいとか自分はこれから大丈夫なのかとかいう不安に支配されて過ごしてしまっていた。

思えば、今日の自分にたどり着いたきっかけは、高校生の時に行ったオーストラリアだった。

それまでの人生で、「海」というものは何度も見てきた。

でもあの時、10年前まだ高校生だった私がみたゴールドコーストの海は、それまで見てきたどの海よりも大きく感じた。

世界って広い!!すごい!もっといろんな世界を見てみたい!!!

そんな風に自分のなかに衝撃が走ったのをずっと覚えている。

あれから11年。この時の興奮の勢いを胸に、海外研修と名がつくものには積極的に参加し、外大に入って留学も成し遂げた。

いろんな国を訪れたし、いろんな人に出会ってきた。

私の幸せは「海外」にある。

なんだかそんな風に、常に憧れを追いかけて進んできていた。

27歳、海外移住をしてみて気付いたこと。

あ、私の幸せって「海外にいること」が全てじゃないやん。ってこと。

日本にいるとルールが多すぎて、窮屈に感じるしそうゆうものから解放されたくて、ずっと外に出ることだけを夢見てきた。

でもいざ外に出てみたら、結局人の目を気にしたり、今ないものばかりに目が行く自分がいた。

それはフィジーだからなのか、他の国だったら違うのかはわからない。

でもどこの国にいたとしても、結局は同じだと思う。

日本でリゾバしてたときの方が充実感を感じられていたなぁと振り返った時、私の幸せの基準は必ずしも「海外にいること」ではないなと教わった。

もちろん、これからも見たい景色や行きたい場所はたくさんある。

でも日本なのか海外なのかとかじゃなくて、結局変わらなければいけないのは自分。考え方を変えられるのも自分。

日本にいても他人の目を気にせず、自分のルールで生きることだってできる。

そして幸せとは、いつでもどこでも、自分の中から感じられるもの。理想を叶えないと手に入らない訳じゃない。

そうやって自分と向き合った2ヶ月だったと思う。

だから、せっかくフィジーに来ているのに、貴重な時間をネガティブな感情で無駄にして。とは言わない。

この2ヶ月も、私にとっては必要だった時間。深くしゃがみこんだ分、次は大きく飛べる。


 最近、ちょっとずつ楽観的になってきた。

それがギャルマインドと哲学の掛け合わせなのだけど、これはおもしろいからまた今度。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?