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聖ミヒャエル教会(Pfarre St. Michael)🇦🇹

ミヒャエル広場の北側
聖ミヒャエル門の反対側に位置する場所に建つ
「聖ミヒャエル教会」(Pfarre St. Michael)

大天使ミカエルに捧げられた教会は…

78mもの高い印象的な鐘楼を持ち🔔
1220年〜1240年頃に建てられてから1792年に渡り度重なる改修が行われ
後期ロマネスク様式とゴシック様式を併せ持っています

「翼をもつ天使とルシファーを倒す大天使ミカエルの群像」(1725年)
作者のイタリアの彫刻家
ロレンツォ・マティエッリは
聖ミヒャエル門のヘラクレス像も手がけているそう…⚜️




中に入ってみます…

わぁ…✨


キラキラ光る美しいツリーが飾られた
主祭壇の「天使降臨」は
1782年…
ジャン=バティスト・ダランジュ (Jean-Baptiste d’Avrange) によって設計され
カール・ゲオルク・メルヴィル (Karl Georg Merville) により作られました


ウィーンの教会には珍しい
中央にイコンが飾られた
石化石膏と化粧漆喰による彫刻は
ウィーンにおいて制作された
バロック期最後の主要作品だそう…🇦🇹



祭壇画「幼児イエスを礼拝する聖母」
(1754年 – 1755年)



飼い葉桶の設がされています…🌲


パイプオルガンは
1714年…
ヨハン・ダヴィド・ズィーバー (Johann David Sieber) の作で
ウィーンにあるバロック様式のオルガンでは
最大のものになります🎹

1749年…
17歳になるハイドンがこのオルガンを演奏し…

1791年12月10日には
モーツァルトへの追悼として
レクイエムの生前に完成していた部分のみの
初回演奏が行われました…



華やかでありながらも
厳粛で力強い雰囲気を持つ教会…



天使の舞い降りる大祭壇…

窓から差し込む光の中に浮かび上がる
天使たちの姿を


心穏やかに


眺めています…🤍


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