未だに心は綱渡り

うつ病で休職していた私は、1年とちょっとで会社に復帰した。

当たり前だけど復帰したからって万全ではない。

復帰して1ヶ月。まだ会社の人に声をかけられる事にすら心が削れる。唯一の救いは、生徒たちだ。でもそれすら自身もない。生徒の役に立っているから私は幸せだった。今の私は役に立てない。


そして、私をいじめてきた人がいる。その人はその当時と同じように存在している。当時と同じように誰かを傷つけている。それを見るのが辛い。私は私がターゲットになる事で後輩を守ってきたと。思い込んでいた。後輩は私の味方になってくれなくていい。こんなに辛い、怖い仕打ちを受けなくていい。頼むから後輩は知らないままでいてくれ。



なんて、いい人ぶって、さらにこんな私ではどこに行っても役に立てない。


でも、本当はしんどいのもなにも折込済みで復帰したのだった。


私は、ここには長くいられないと思う。少しでも早く頑張れていた人間に復帰して、離れなきゃいけない。


ものを知らない昔の私は「だったらこうすればいいじゃん。」なんて簡単に言っていたけど、人間とはこんなにも複雑で苦しくて、心や精神というものは科学者・心理学者ですらも解き明かせないものだと痛感している。


さて、生徒に「あなたが嫌いだ。」などと言われてしまえばどうだろうか。私はやって行けるのだろうか。


今は復職する時の前向きさ・元気さとうつ状態の綱渡り

さて、私はどうなるのだろうか。





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