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監禁事件【2フィリピン編】

※写真はフィリピンは首都マニラの中心地マカティ。クラブや飲み屋がいっぱいありますが、下手なとこ行くと、この記事みたいになっちゃいます。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 〜前話からの続き〜

「もちろんだぜ!ベイビー!」



着いて初っ端にお金をごっそり
持っていかれたショックはいずこへ…

フィリピンの可愛い女の子から
逆ナンされたらそりぁ…。



「どこ出身なの?」

から始まり、片言の英語でなんとか
やり取りはしつつ、

所々で相手も片言の日本語を
話してくるから余計に可愛いかった。



こういう時の男ってほんと単純。
男というかオレがか…



気付けば2時間ぐらい飲んでいて
移動疲れもあったりして
そこそこ酔いも回っていた。


そろそろ帰ろうとしたら


「私の家すぐそこだから来る?」


的なお誘いいただき
気付けば手を引かれ彼女の
アパートの下に着いていた。




…そりゃ独身男子なら
誰だって行っちゃうでしょ?




いや、行かない…?
まあいいでしょう。




ただ階段を登ってる時ぐらいから
薄暗い明かりと湿気のジメジメした空気、
そこら中に散乱してるゴミに潜むネズミ…



この子ほんまにここに住んでるか
とかチラッと思い、彼女の家のドアの前で


 

急停止。



すると中から女の子ら5、6人ぐらいが
ニコニコしながら待ち構えてた。



あっちゃー…
やっぱそっちの店でしたか。




こんな訳の分からんとこで
お世話になるのは嫌だったので
帰ろうとすると全員が全力で阻止してきた


 

というか異常に力強い奴が何人かいる。
(多分レディボーイ)



レディボーイとは、
見た目は女性だが性別は男性。
人にもよるが中にはめちゃくちゃ
綺麗な方もいるので初見では
中々見抜けないこともあり得ます。



何とかふりほどき帰ろうとしたが    時すでに遅し。



鉄格子の扉に鍵かけやがった。





…あれ?これまずくね?



完全に監禁されちまった。




最初はこちらも冷静にその気はないから
出してくれるように話してみたが
一向に話しに応じない。



向こうは金をよこせ!しか言わず
そもそもの言い分もおかしい。

何かご奉仕してもらったなら分かるが
ただ一緒に飲んで付いてきただけで
なぜお金を払わなくちゃいけない?



薄暗い部屋で、複数人からの罵声を集中砲火で浴び、監禁されること2時間…



なるべく穏便にしていたが
徐々に腹も立ってきて



早う開けんかいボケぇええええ!!!

伝わるはずのない日本語で
全力で凄んでみたものの



%#%^&%##F×CK #y %*!!
火に油を注いだだけだった。



「へーーーールプ ミイイイイイイ」

と叫んでも誰が来ることもなく

大使館に電話しようにも圏外で使えず
友達がいるわけでもないから
本気で困った。




と言うより焦ってきた。


ただ幸いなのは相手側に
ガチ男がいないこと。
出てきた瞬間に即お金で解決しようと
思っていたが現れる気配もない。



さらに1時間が経ち
時刻も深夜2時過ぎ、 本気で困った。



そのぐらいになると彼女たちも
疲れてきたのか檻越しから呑気に
食ったりしてやがる。



こちらとしても意地でも払わんぞ
と思っていたがあまりに長い。



彼女たちの中で1人リーダー
っぽい奴を呼び耳打ちで

「お前にだけお金やるからコソッと
鍵を開けてくれ、あとはダッシュするから」

と買収を持ち掛け、見事承諾。



片言の英語だったが多分意味は伝わり
そもそも彼女も本来の仕事(客引き)が
出来ないこともあり、あっさり解放してくれた。



追ってが来る気配もなく
急いで宿に帰った頃には深夜3時になっていた



さすがに久々来た海外で
初日でこれか…疲れたぜ。


〜続く〜
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今書いていて気付いたのですが
これってめちゃくちゃラッキーと
めちゃくちゃバカです。

と言うか普通に危険です。

そもそもどこぞの女の子に
ホイホイ付いて行ったのもダメですし
何よりアパート内に入ったらマジでダメ。

生きてるから笑い話ですが
中に男がいてナイフで…

なんて話しも聞くので
マジ海外でフラフラと
知らない子に付いていかないように!
特に治安の良くない地域では。




とぅるーらぶへの道は遠いですなぁ〜




〜続く〜

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PS.ちなみにまだ事件は続きます…トホホ

読んでいただきありがとうございます! ※絶対サポートしないで下さい!!! ただし1円でもサポートして下さった方にはもれなく…