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ミズキ君vsフィリピンの野郎共【9フィリピン編】

※写真はフィリピン人の奴と相撲するとこ                  ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
フィリピンでの留学生活も
2週間ぐらい経つとだいぶ慣れてきた。


平日はしっかりと勉強をしつつ
休みの日はバッジメイトと出かけたり
(バッジとは同時期に留学してきたメンバーの総称)


そんな休みの日にバッジ仲間から
週末に1泊2日で島へ旅行行くけど
どうですかー?とのお誘いだったので
心置きなく行くことにした。



これぞフィリピンの海!!!!

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写真からでも分かるように本当に綺麗な…


海!!


ビーチ!!!


空!!!!


そしてビーーーーール!!!!



宿も1人旅なら小汚いドミトリー部屋だが
今回は野郎だけじゃなくて、
か弱い女子もいるので
普段のサバイバル旅とはうって変わって
ヤシの木的なのにハンモックがあるような
リゾートロッジ的な…

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普段じゃありえないけど、これは旅行。

自分の中で「旅行」と「旅」は違う。



「旅行」は出来る限り
お金を気にすることなく
観光地を巡りや綺麗なホテルや
レストランで楽しみ、限られた時間内で
楽しみまくるのが旅行。


けど「旅」になると、
極力全てを最安で抑える為
自然と小汚い宿を利用し
(1泊数百円ぐらいやったり…)

観光客向けのレストランにも行けず
地元の方が行くローカルな食堂や屋台。
(1品百円もしないことも…)

観光地にはもちろん行くがタクシーなんて
快適な乗り物も使わず徒歩が基本。
(場合によってはヒッチハイクしたり)


と違いを挙げてみたが
1番違うのは時間の使い方。


旅には、お金はないが、時間がある。


居心地が良ければ好きなだけ
ダラダラもしていられるし
飽きたら次に行く。


そして似たような1人旅をしてる人と
出会って一緒に遊んだりすることが多い。

 

旅行は旅行ならではの仲良い人と行く
楽しみがあるし、旅は旅ならでは
楽しみがある。

(ここ最近は1人旅もだいぶ満足しつつある
がそれはまたどこかの記事で書きます)



ということで今回は男女6人ほどで
フィリピンの島を旅行してみました。




ちゃんちゃん。





というわけでもなく、私がいるとこには
必ず何かあるわけなんす…。      コナン君的な…。




充実した旅行帰りの
フェリー乗り場へ向かってる時…

待合所で怒鳴り声みたいなのが聞こえる



どうも別の学校で留学に来ていた
日本人グループの内の一人の男の子が
フィリピンの男10人くらいに囲まれていた

 

事情は全然分からなかったが
1対10の構図はおかしいやろ、と思い


とりあえず飛び込んでみた。




男A「!$%^$^$%^##!!!!」

男B「#$%^#$&*!!!!」

男C「*($%##$#!!!」




あかん。何も分からん。


カッコよく英語で対応出来たら
いいものの、

肝心なところが全然分からん…。



その男の子に聞くところによると
レンタルバイクを借りていて
それが傷ついてるから修理代をよこせと。

 

転倒もしてないし、そもそも凹んでいた
という話しだが、ぶっちゃけ何が正しいか
分からない。



けど、バイクを貸していた奴だけが
言ってるならともかく、どいつもこいつも
自分もバイクを傷つけれた
とか言って、次から次へとお金よこせと
若干、ニヤニヤして言ってきやがる。



でも1番腹が立ったのは、
そんな状況にも関わらず、誰一人彼を
助けようとしない日本人に腹が立った。



英語が分からないとか、
そういう問題じゃなくて
目の前の泣きそうになって困ってる奴を
助けへんで何が英語の勉強や!


英語を活かした仕事に就きたいだの
ワーホリの為の留学だの
世界一周の為の留学だの

目の前の奴を助けんで
英語の勉強もクソもない!!!



久々に腹が立った。



その場はどんどんと野次馬が集まりだし
気付けばミズキvsフィリピンの野郎共に
なったがそいつら言うの修理代をよこせ!

と言ってくるバイクはどれも通常に運転も
出来る上、そこら中凹んで傷だらけ…
お金を払う必要はない!気がした。



そうするとちょうど良いタイミングで
フェリーも来たので
そそくさと乗り込んでその場を後にした。


 

フェリーに乗り込んでから
彼らのグループ及び自分と一緒に来ていた
日本人グループが口を揃えて
彼らの悪口を言ってるわけだが、

それにも腹が立った。



勿論、お金をふんだくってやろうという
考えには腹が立つがこちらもそれを
回避できるようにレンタルバイクを
乗る前に写真を撮るなどして、
対処が出来たはず。


※海外へ行った際に国や地域によっては国際免許無しでバイクを借りれるケースがありますが、今回のように後からぼったくることもよく聞きます。十分にご注意を。




反省するならともかく、彼らへの悪口、
さらにはフィリピンの悪口は違うやろって

 

1番ビックリしたのは、後からになって
囲まれていた男の子とは全く別の子が
実はバイクを倒してキズは
つけたかもしれないと供述し出したこと。



素人が正義感出して首を突っ込むべき
じゃなかったのかもしれないが


現実、目の前で数十人の男に囲まれて
半泣きになりながら困っていたら
そりゃ声かけるでしょ。



日本人の彼らは笑ったりして話していたが
多分日本へ帰って親や友人から
フィリピンどうだった?
って聞かれたら全て知ってるようにマイナスなことを言ってそうな気がした。



自分を含めてだが、たかだが
数ヶ月住んだ程度でその国の全てが
分かるはずがない


まして数日の旅行でその国の
都心部しか行ってないのに
全てを知ったみたいな顔で語るのは
実に浅はかに思う。



とかく自分も学生の頃はそういう風に
数カ国行っただけで
まるで全てを知ったかのような振る舞いを
していたからお恥ずかしい限り。



もっと言えばじゃあわたし達が住んでる
日本のことどれだけを知ってるんやろ?

日本の天皇陛下の名前は?
日本の人口は?首都の人口は?

一時期総理大臣がコロコロ
変わったけどなんで?

結婚式は教会やのに
お葬式にはお経唱えるのは?


東南アジア旅をしてる最中に
日本好きなドイツ人バックパッカーから
矢継ぎ早にされた質問。
(※フィリピン編終えたら書いていきます)



とは言ってるものの
第一印象のフィーリングで
この感じ好きやな〜
とか、この感じ好きじゃないな〜
ってのはあったりするのも事実。


それでこそ人に対してもそれはあるから
まあ私達はそういう生き物なのでしょう。 


 

その後は彼ら日本人グループの子たちから
凄く感謝されたが、気に食わなかったので
普段よりずっと無愛想に挨拶して、   自分の学校へ帰っていったのでした。




〜続く〜

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

んーーーー。
何かオチなく終えてしまった記事に
なってしまった。

読んでいただきありがとうございます! ※絶対サポートしないで下さい!!! ただし1円でもサポートして下さった方にはもれなく…