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毎日ブログ 47日目(2020/4/15)
(※この記事は自社ホームページからの転載記事です)

皆さん、
「鬼滅の刃」
ご存じですか?


週刊少年ジャンプにて連載中の
鬼を退治する漫画です。
(※連載は終了しました)
え? 少し違う?


確かに雑なまとめ方でした^^;


2019年の4月にTVアニメ化されて
2020年10月に劇場公開が予定されています。
はっきり言って大人気ですね。

ちゃんとした内容を知りたい方は
リンクからご確認下さい^^;
※著作権等々つっこまれると怖いので、
 イラストに合わせた説明にしてみました^^;


私の息子もはまっていまして、
我妻善逸(あがつまぜんいつ)の

雷の呼吸 壱の型
「霹靂一閃(へきれきいっせん)」

のポーズをずっとやっていたり
※鞘付き刀のおもちゃを利用して、
 抜刀まで演じてます。


私の妻もがっつりはまっていまして、
売り切れてすでに本屋にもなかなか置いてない
漫画単行本を探しては買っています。
今のところ6巻まで買えました^^;
ちょうどアニメ化された分ですね。

  

漫画の台詞には
練りこまれた名言がたくさんあります。


有名なところでは
スラムダンク:安西先生
「諦めたらそこで試合終了ですよ」
とか


ワンピース:モンキー・D・ルフィ
「おれは助けてもらわねェと生きていけねェ自信がある!!!」
とか


Dr.STONE:石上千空
「ひょろガリも筋肉バカもいろんなやつがいる。イコール強さだ」
とか


荒野に獣慟哭す:薬師丸法山
「人はみな唯一無二の異形さ!」
とか


少しマニアックすぎますか?
ですが沢山ありすぎて
列挙にいとまがありません。


もちろん鬼滅の刃にもあります。
6巻までにもすでにいくつか^^


アニメでは何話だったか
忘れてしまいましたが、
原作の漫画では
3巻の165ページ


「俺は今までよくやってきた!!
 俺はできる奴だ!!
 俺が挫けることは絶対に無い!!」


自分の事実としての成功体験を言葉にして
自分に自信をつける。

不安などのネガティブな気持ちから
力づくで心を切り替える。
自分で自分に掛ける思い込み
ある種の「言霊」であり
「自己暗示」ですね。


私たちも一世一代の大勝負に出るときなど
実際にやったことありませんか?

実際に自分自身の
「火事場の底力」が
湧いてくるものです。


緊張をほぐすために
掌に「人」の字を書いて
呑み込むことで
「緊張を和らげる」と思い込む

初舞台の時に
観客はジャガイモ
と思い込むことで緊張を緩和する

同じことですね^^

でもその直前の162ページ
痛みに耐える主人公・炭治郎の台詞は、
???でした^^;

「俺は長男だから我慢できたけど
 次男だったら我慢できなかった」

ええと、よくわかりません。
これはよくわかりません。


話の中ではこれは
ケガの痛みを表現する
言葉なのですが
長男だから次男だからと言うのは
どんな例えなのか?


ここからは個人的主観が混ざりますが、
ご容赦いただきたいと思います。


炭治郎には弟・妹がたくさんいます。
その弟・妹を守る役割を自覚し
自分自身にその役割を課している
そんな背景があります。


「長男だから」と言うのは
炭治郎にとっての
アイデンティティであり
自己概念のひとつなのだと
言えるのですが…


悪くすればこれは
呪いの言葉になってしまいかねません。


「あなたは長男だから」
「お兄ちゃんだから」
言葉の先に続く文脈によって
祝(しゅ)にも呪(じゅ)にも
大きく変わります。


「長男だから」の続きが
「できて当たり前」
「頑張りなさい」
「我慢しないさい」
となると呪いになります。


長男だから、次男だからと言うのは
親の教育の一環で発しやすい言葉ですが、
本人たちからしたら知ったことではありません。


先に生まれて、
その分経験もあるから
次男よりできる事が多いのは
一面としては事実なのでしょうが、

当たり前に彼らは別の人物であり
一個の個性を持った「唯一無二」の存在なのです。

長男とか次男とか
男とか女とか
自分自身で選べなかったことで
縛るべきではないのだと思います。

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家族や兄弟も、
「人が2人以上集まれば組織」です。

「家族であろう」「兄弟であろう」と
それぞれが自覚し協力し合う組織です。


企業も組織です。
企業で働く従業員とその家族の
生活基盤を守るために存続を必須とし
そのために売り上げを求める共同体という組織です。


その中で
「社長だから○○すべき」
「先輩だから□□して当たりまえ」
「男なら…」「女なら…」
これはその人の個性や思考、能力や価値観を
無視してしまう恐ろしい言葉なのです。


であれば、組織の社員教育の姿は
「企業が存続・成長し続ける為に、
 個人の個性を活かす組織」

を創ることが、これからの会社経営の
根幹であると思うのです。


これまでは企業が個人をけん引してきました。
ですがそれは「企業の従業員」としての視点のみで、
ひとりひとりの個性が軽視されてきた方法でした。


これからの組織は
個人との共通の目的の上に
変わっていかないといけません。


一度、
会社の将来、
従業員一人一人の将来を
真剣に考えてみませんか?

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