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桜が小さな芽をつける頃、これまでの学び舎を旅立つ子供たちがいます。
今日のテーマはタイトルそのままの「卒業」です。
今朝は花粉症でもない私の目が潤む朝でした。
読了時間は3~5分です。


卒業式

今日は私達の住む地域では、朝から小学校の卒業式が、静粛に取り行われています。今日は小学校の卒業式です。子ども達が新しい服を着る為に、これまでの服を脱ぐ日です。

私の息子はまだ2年生なので、一緒に投稿した6年生が、月曜日からはいなくなる事実を実感としてわかっていないようです。
少し寂しいものの言い方にもなりますが、中学・高校は3年間なので、その間はもう会う機会自体が無くなる可能性が高いのです。大学も4年間なので、順調にいけば少なくとも学校生活という場面で会うことはないのです

次に会うのはお互いが社会人になってから、かなりの確率の低さではありますけど。同じ会社の先輩・後輩になるのか、取引先企業同士になるのか。その時にはお互いにもう覚えていないかも知れませんね^^;

とは言っても、少なくともご近所さんではあるので、1か月後でも街角ですれ違うことはあるのでしょうけど^^

とにかく、息子が小学校に入学して、2年の間ほぼ毎日の様に一緒に学校に通ったお兄さん、お姉さんが小学校を卒業していくのです。

Covid-19感染拡大防止の為に、何もまともにできなかった1年でした。
まず最初の2ヵ月は学校自体がなかった1年。
授業中はずっとマスクを着けていた1年。
給食の時間にしか友達の顔を見る機会もなかった一年。
換気の為に寒い日でも窓を開けて授業を受けた1年。
それでも最後は笑って卒業式を迎えられたかな?


メッセージ

昨年11月に、学校からの呼びかけで私は「読み聞かせボランティア」に参加しました。1年生から6年生まで、各学年1クラス1回ずつでしたけど、15分みんなに絵本などを読んできました。
そんな縁で卒業式間近の17日に、6年生の各クラスに読み聞かせボランティアのメンバーがみんなに伝えたい本を「読み聞かせ」させてもらうべく訪問してきました。

その最後に私達からメッセージを送らせていただきました。

「皆はこれから小学校を卒業します。そして四月からは中学生です。おめでとうございます。
 そこでまた別の小学校から来た新しい友達と会いますね。反対に今までいた小学校の先生たちとは離れていくわけです。
 そのようにしてみんなそれぞれに変わっていきます。変化していきます。 大きな変化もあれば小さな変化もあります。毎日が変化の連続です。
だから変化することは当たり前の話で、決して恐れないでください。
それどころか自分自身をしっかり持って、変化を愉しんでください。そうすればきっと、みんなが大人になって働くようになるころには、人生がとても愉しくなっているよ」

私も偉そうなことを行ってしまったモノです。
でも本音でした。本当はもう少し違うことを言おうと思っていたんです。

「新しい友達ができたとしても、違っていていいんだよ(多様性)」とか。

でも、一人一人の子ども達の顔をみていたら、出てきたのは先の言葉でした。だからでしょうか、心に響いてくれたようです。


返信

私達が教室を出る際に、学級委員長が一言をくれました。

「今日は私達の為に読み聞かせに来てくださってありがとうございました。
私達はこれから中学生になりますが、その時に変化を恐れない、変化を楽しんでいけるようになります。ありがとうございました」

さすがは学級委員長、とっさにアドリブで返してくれました。6年生ってすごいな^^;

また、その日の晩、連絡が入りました。
読み聞かせに参加していた6年生のお母さんから、息子さんから感想を聴けたみたいです。

「全力で変化を楽しんで、全力で毎日の大切さを知る事が必要だと思った」

どうやら嬉しい事に、彼らの心に響いてくれたようです。あれが私の嘘偽りのない彼らへのメッセージだからでしょうか^^


彼らは4月からはまだ一回りも大きい新しい制服に身を包み、また新しい生活が始まります。
私も4月には、新しく社会人になる若者たちと触れ合います。
私自身、毎日変化しています。

変化を愉しみましょう。
そして叶うなら……… 変化を創り出す側に立っていけたら、人生もっともっと愉しそうじゃないですか^^


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個人の活性化を組織の活性化に繋げます。


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