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3/25キャリア的視点385 -自利と利他-

こんにちわ(^^) 今日は目標達成の秘訣でもある「自利利他」をテーマに話を展開します。
日常に潜むキャリアの種を感じていきましょう。
読了時間は3~5分です。


勇者アカデミー

私が理事を務める一般社団法人 勇者アカデミーは、

子ども起業家育成ができたら社会が面白くなるよね〜

を発端にして結成されました。

ただ、子どもに対しては公平でありたく、親の経済的理由が原因で学ぶ事ができないなんて許せなかった為、子どもの学びの場は全て無料開放することにしています。

それを補うのは多くの起業家からなる勇者ギルドです。ミニセッションと交流会に集まる会費が、全額子どもたちの学ぶ費用へと転換されるシステムです。

私たち理事も一人の会員のようなものです。賛助会員として入金をしています。なんと言っても給料ももらっていません。なぜならそれらの全ては子ども達への投資に使われているのです。


利他

勇者アカデミーのこれは、明らかに利他に偏っています。

利他とはその言葉の通り「他を利する」事を指します。自分にとってのステークホルダー(関係者:家族・友人・地域コミュニティ・会社の同僚・などなど)や、社会に貢献する事を言います。

企業で言うところのCSR(企業の社会的責任)に該当します。
これは個人で言えばボランティアになりますね。

今回のテーマである「自利と利他」は、自分の利益と他人への貢献のバランスを取る事が、夢を叶える上で大切な話です。事業を成功させる場合でもそれは変わりません。
その意味ではここまで話した勇者アカデミーの活動は、完全に利他に偏っているという結論に至る理由はわかって頂ける事でしょう。

地域コミュニティーの役員をやるとか、被災地や行方不明者捜索活動などのボランティアはまさに利他です。報酬はあっても雀の涙で、とでも生活していく事が出来るものではありません。

ではなぜ、こんな利他に偏った活動を、人は続けるのでしょうか。


自利

簡単に言えば、どこかに自利に該当する何かがあるからでしょう。収入は別の場所で用意していて、スケジュールに都合のつく範囲内で利他活動をしている訳です。
何といっても自利が無いと生活していく事が困難になり、そもそも利他を続けていく事が出来なくなるのですから。

その自利というのは経済的報酬だけとは限りません。

誰かの役に立っているという「自己有用感」や「自己肯定感」
そこに集まる人たちとの新しい「繋がり」

有形無形の、本人にしかわからない報酬がある場合には利他に偏った運用もできるのですね。
とはいえ限度はありますから、無理なバランスを取る事はやめましょうね^^;

この様な自利と利他のバランスを取れる目標は、みんなが応援してくれる様になります。周りの応援を得られれば、その目標(夢)は叶いやすくなるのです。
その目標が叶った時、周りの人々や社会にとっても利益があることから、自利と利他のことを「WIN-WIN」の関係という方もいますね(^^)

実際に組織の目的は以下の通りです。これはそのまま自利と利他に該当している話なのです。

「利益を上げること」
「企業活動を通じての社会貢献」

皆さんの目標は、ちゃんと自利利他のバランスは取れていますか?



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個人の活性化を組織の活性化に繋げます。


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