見出し画像

6回目になった体外受精。焦りから覚悟、受容のプロセス

先日、ついに6回目を迎えた体外受精。

結果としては、妊娠には至らず。
またまた胚盤胞が育たなかった。

【私たち40代夫婦の1回目〜6回目実績】

1回目 高刺激法(アンタゴニスト法)
採卵数1個、胚盤胞0 移植出来ず

2回目 高刺激法(アンタゴニスト法)
採卵数3個、胚盤胞0 移植出来ず

3回目 高刺激法(PPOS法)
採卵数1個、胚盤胞0 移植出来ず

4回目 ショート法
採卵数3個。受精成功した2日目の新鮮胚2個を子宮に移植。妊娠判定は陰性。

5回目 低刺激法
採卵は卵胞の位置が良くなく実施出来ず、結果、採卵数ゼロ。

6回目 低刺激法(今年4月末)
採卵数2個、正常受精は1個。胚盤胞0
移植出来ず

私、42歳で結婚。当時、夫47歳。
私の子宮筋腫摘出を経て、すみやかに不妊治療(体外受精)を開始する。
私たちはまた2歳年齢を重ね、今年に入って2回体外受精をしたけど、妊娠に至らない。

焦ってた2年間

とにかく先を急いでた2年間。
夫に赤ちゃんを見せてあげたい。義理の親にも、自分の親にも。

急がなくては。

職場にだって、治療のため何日も休みを融通してもらってる。
早く、結果(妊娠判定)を出したい。

40代晩婚。結婚の時点ですっかり出遅れていた自分なので、とにかく、先を急いでいた。

過去note▼
不妊治療のプレッシャー、その正体は

課長、今週は採卵なんで休暇申請させていただきます。〜妊活マインドセット 仕事篇〜


2024年4月。6回目採卵での覚悟

だけど、焦ったとて、希望通り妊娠することは叶わず。治療はついに6回目になった。

「無理なのかも知れない。」

自分には、赤ちゃんを育てる力がないのかもしれない。

そう思った。

私は、けっこう、参っていた。
でも「授かれないかもしれない」事実をシッカリ受け入れる覚悟が、ようやく出来た。

そこから、何故だろう、夫婦関係が更に穏やかに、優しくなっていった。

運命の受容

「絶対、母親になりたい。赤ちゃんが欲しい。」そんな思いがあってがむしゃらに治療して来た2年を経て、いま、私は運命を受け入れようとしている。

体外受精を続けて来たプロセス、私と、私たち夫婦にとっては素晴らしい新婚期間だった。

これからのストーリーはまた、ボチボチ綴りたい。

みなさんのnoteも、引き続き楽しみにしています。

お読みいただき、ありがとうございます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?