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不妊治療のプレッシャー、その正体は

42歳で結婚。夫は47歳。
子宮筋腫摘出を経て、すみやかに不妊治療(体外受精)を開始する。
5回の体外受精を経るが、妊娠には至らない。

私にはいつもプレッシャーがつきまとい、恐らく、もの凄いストレスになっていた。

妊娠出来なかったらどうしよう

体外受精しているのに、妊娠出来なかったら
⚫︎夫に申し訳ない
⚫︎夫の親、家族に対して申し訳ない
⚫︎自分の親に申し訳ない
⚫︎職場の上司達、先輩、同僚に対しても「子宮筋腫の治療が終わるので体外受精を始めます。」と堂々と宣言している。有給休暇申請もしている。職場で大風呂敷を広げておいて、授かれなかったら・・・恥ずかしい。みじめ過ぎる。

▼職場とのやり取りについての記事はコチラ

▲課長、今週は採卵なんで休暇申請させていただきます。〜妊活マインドセット 仕事篇〜

開始した頃の私は非常に楽観的で、年齢的統計からして、まあ、3回位で授かれたら非常にラッキー、位に考えていた。変な自信だ。

しかし、私達夫婦は、5回挑戦しても結果は出なかった。

体外受精って、かなりの時間とお金を使うし、体力、気力も相当使うもの。

不妊治療の回を重ねる毎に私は時間とお金を失い、体力、気力も消耗して行った。

同時に「妊娠出来なかったらどうしよう」というプレッシャーは、回を追うごとに増して行った。

プレッシャーに終止符

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