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鬱なわたしの分身ロボット
駆け出しのライターとして出会ったメンバーたちが、毎回特定のテーマに沿って好きなように書いていく「日刊かきあつめ」です。
今回のテーマは「#こんなロボットがほしい」です。
なんかの拍子にふと陥るなんのやる気も出ない鬱モード。
洗濯はしっぱなし。
野菜買いっぱなし。
ごはん食べっぱなし。
服脱ぎっぱなし。
ぷつんと糸が切れたかのようにだらんとなりついには起き上がってすらいられなくなる。
さっきまでやるつもりだったのに何もできなくなる。
これぞ生きる屍。
とばかりに床にピタリと這ってなけなしの力でスマホをいじる。
でも、徒にいじってるわけではない。
アガるきっかけを探している(気がする)
InstagramやX、YouTube、アメブロ、もちろんこのノート。
怠惰なわたしを蘇らせてくれる、ワクワクするようなコンテンツを。
なんだけど、そう簡単に出会えるわけもなく、あてもなくSNSを徘徊する事数時間。
目をつぶれば程なくして夢の世界へ。
一番の充電はシンプルに睡眠である。
わたしの分身ロボットよ。
その間に
洗濯物干して。部屋干しだからサーキュレーターで風当てておいて。
買ってきた野菜と卵、冷蔵庫に入れて。
できればブロッコリーは茹でておいて。
お皿洗いして。シンクもよろしく。
お洋服畳んで、しまって。
代わりにお風呂も入って。
歯を磨いて。
わたしをベットに運んで。
そういや明日起きて服選んで満員電車に乗るのもしんどいな。
会社でヘラヘラしたりイライラするのもめんどい。
通勤代わって。
もちろん夜まで働いて。
帰りがけにマシンピラティスで整えて。
わたしがまた起き上がれるようになるまで全て代わって。
文:べみん
編集:アカヨシロウ
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