【傾聴】人の話聞けない系

駆け出しのライターとして出会ったメンバーたちが、毎回特定のテーマに沿って好きなように書いていく「日刊かきあつめ」です。

今回のテーマは「#今日やったこと」です。

今日やったこと、それは、傾聴のトレーニングの為、外部のロープレ研修に参加したことだ。社内外の様々な相談に対する対応力をあげるのが目的だ。わーい久々の直行直帰だ、とレクリエーション気分で出かけたのになんだか嫌な思いをして今珍しくひどく落ち込んでる。
ああなんだろう、この気持ち。しょんぼり、かな。
うまく出来なかったな。
研修なんだからできなくて当たり前、その為の研修なのだから。本番うまくいけばそれでいいじゃない。自分を励ましてみるもののいまいち切り替えられない。
私は自分が人よりできなかったり間違えたりすることが昔からとても苦手だと思う。

この日は、傾聴される役の中年女性が見事なキレキャラをノリノリで演じてくれた結果、
「結局何が言いたいんですか」
とかなんとかさんざん詰められ、設定上のことなのに狼狽えてしまう。
なんと、その場でこの女性そのものがなんだか苦手になってしまったほどダメージを受けてしまった。（だからキレキャラは演技だっつうのに）
普段ゆるりまったりの会社でぼんやりと過ごすうちストレス耐性も落ちてきているのだろうか。昔はもっとたくましかったような気がする。
それにしてもなんでこの相手役の人こんなに怒るの。お互い一参加者なのになんでハードルあげてくるんだろ。演じているうちに私がとんちんかんなこと言い過ぎて自然とイライラしてきちゃったのかな。となると私って普段から人をイライラさせちゃうタイプなんだろうか。
自分のコミニュケーション能力にも自信がなくなってくる。早速明日から引き篭もりたい。

大昔、営業職だった頃、同じようなロープレ研修をよくやっていた。お客さん役とスタッフ役になりきり練習するのだが、いつも不出来でダメ出しされまくっていたんだった。つらい思い出が蘇り、ぐったりとなる。昔からずっとできてないんじゃん、私。

相手の話を興味を持って聞く。
共感して安心してもらう。
それでもっと話を引き出す。

これらがどうも難しい。次何言おう、どう話を持っていこう。と頭の中で先走り相手が話してくれている内容が全然頭に入ってこず。
「こちらの質問に対して答えず話を変えるんですか」
と言われた時には、私は相手がなんと質問したかさえ覚えていなかったのだ。ついさっきのことなのに。自分でも傾聴スキルの低さにびっくりした。

本当は興味ない人（ごめん…）の話を親身になって聞くのって簡単なようで実はすごく難しい。でも仕事なら仕方ないか。家に帰ったらレジュメ見直そう。

文：べみん
編集：アカヨシロウ

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