-映画紹介-「シグナル 長期未解決事件捜査班」 あなたは誰なんですか？どこにいるんですか？今日はいったい何年ですか？
《乱れ撃ちシネnote vol.174》
鑑賞日：２０２４年１月２２日 U-next
【Introduction】
『おとうと』に続いて西成地区めぐりの三本目。
24.01.21（21） -☆☆- 「じゃりン子チエ」 高畑勲監督 ２００９年 日本 U-next
子供の頃からマンガやアニメは苦手だった。
手塚治虫は別格として好きなマンガ家は杉浦茂、赤塚不二夫、山上たつひこ。
ストーリー漫画には興味がなくナンセンス・マンガ、ギャグ・マンガが大好き。
大流行していた「じゃりん子チエ」も読んだことがない。
なのでアニメ版にも何も感じなかった。
面白くもおかしくもないのであくびを噛み殺しながら観た。
西成地区巡り最後の作品がこれ。
24.01.21（ ）-☆☆-『仁義の墓場』 深作欣二監督 １９７５年日本 U-next
深作欣二の『仁義なき戦い』シリーズは大好きだし日活での渡哲也の作品『東京流れ者』『紅の流れ星』『無頼』シリーズなど好きな作品は多いが、
残念ながら渡哲也初の東映初主演作のこの作品はしっくりこなかった。
深作監督お得意のアクション・シーンは凄まじいけれどただそれだけにしか感じなかった。残念。
以上で５本。
西成地区探訪映画はおしまい。
・『西成ゴローの4億円』
・『解放区』
・『おとうと』
・『じゃりン子チエ』
・『仁義の墓場』
ちなみに、先日観たNHKの「ドキュメント７２時間 “大阪 昭和から続くアパートで”」が面白かった。
大阪港の近くに並ぶ３棟の古びたアパート「白馬荘」「乗鞍荘」「穂高荘」。造船業が盛んだった昭和４０（１９６５）年に建てられ、今も約７０世帯が暮らしている。
夫を亡くし数年前に越してきた年配の女性や、息子家族を困らせないように１人暮らしを選んだ男性、３０年以上暮らす夫婦など、変わらずに続くアパートに暮らす人たちの姿を７２時間追ったドキュメントだ。
ここらで国内ドラマをと選んだのがこの作品。
24.01.21（22） -☆☆☆- 「シグナル 長期未解決事件捜査班」 内片輝、鈴木浩介監督 ２０１８年 日本 U-next
韓国ドラマのリメイクなのでまずは本家を観てからと思ったけれど、TSUTAYAにしかないのでこちらを観た。
第３話あたりから面白くなり２日で１０話観終える。
【物語の概要】
若くして警部補に就任したプロファイラーの主人公は子供の頃に誘拐殺人事件の被害者となった同級生の最後の目撃者となったことが深い心の傷となっている。
ある日彼はすでに壊れている不思議な無線機をゴミ箱で見つけた。
彼が拾い上げるとバッテリーも入っていないその無線機から突如声が聞こえ始めた。
声の持ち主はある事件を追っている刑事で過去の世界からの電話だった。
主人公の住んでいる世界ではすでに迷宮入りしいるその過去の事件を２人は協力して捜査をすすめる。
果たして「過去」と「現在」を繋ぐ壊れた無線機の意味は何なのか？
彼らは事件を未然に防ぐことが出来るのだろうか？
【Trivia & Topics】
✥原作は２０００年の米国映画「オーロラの彼方へ」。
その作品を「愛の不時着」を制作したスタジオ・ドラゴンが作った韓国ドラマ「シグナル」として制作（後に米国でも「シグナル／時空を越えた捜査線」としてドラマ化されている）。
本作は日本でのリメイクドラマ。
後に劇場版も制作されている。
面白いドラマなんだけれど直球すぎるので緩急自在にユーモラスな面があればぼく好みになる。
いずれ韓国バージョンを観たい。
【5 star rating】
☆☆☆
（☆印の意味）
☆☆☆☆☆：超お勧めです。
☆☆☆☆：お勧めです。
☆☆☆：楽しめます。
☆☆：駄目でした。
☆：途中下車しました。
【reputation】
Filmarks：☆☆☆★（3.8）
Amazon：☆☆☆☆
u-next ：☆☆☆☆★
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