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MIZZ先生がイラストたっぷりで教える《便秘》からの脱出
この本ははりきゅうあん摩マッサージの国家資格を生かして30年以上施術治療を行ってきた本の著者が、あくまでも当事者目線でその症状に悩まされている方に向けて手軽に取り入れられる体操やストレッチをイラストと漫画風スタイルを用いて書かれています。その一部をご紹介します。
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快食、快眠と並んで、「快便」は健康生活を支える三原則の一つと言われています。ところが、食生活の乱れに始まり、日頃の運動不足やストレス、高齢化の急速な進展等々の理由から、近年便秘症状を訴える人が急増しており、厚生労働省の国民生活基礎調査(2016年)によれば、便秘の自覚症状状がある人の割合は人口千人あたり、男性が24.5%女性が45.7%という結果が出ているほどです。
便秘知らずの健康な胃腸とは
1.朝一杯の水を飲もう
寝起きの水が胃に入ることで胃腸が動き始める結腸反射が起きます。
2.朝ごはんをしっかり食べよう
毎日の朝食のリズムが決まっていると規則正しい生活の始まりとなります。
3.トイレに行って便座に座ろう
まず、トイレに行って便座に座る習慣をつける。脳と腸の連携プレーで反射が起きます。
4.うんちを観察する
形、色、量、匂いなどチェックすると自分の健康基準がわかります。
昨日食べすぎた?飲み過ぎた?ストレスなど体調管理ができます。
5.健康“腸”生活を目指そう
上記を意識することで、便秘の基礎を学び、かつ便秘解消のための方法や技術を実行したからと言ってすぐに明日『ハイ便秘が治りました』というわけにはいきません。今現在も、長期間の便秘症状に苦しんでいるという方は、まずその状態から脱出することをお考えください。薬との併用も考慮に入れながら、それまでの自身の日常生活のアレコレを振り返って一度便秘の呪縛から解放されてみるのも大事なことだと思います。
そのうえで、あの苦しい便秘症状に再び陥らないために本書の内容をぜひ参考にしてみてください。
これが、ノー便秘生活!つまり健康腸生活です!
便秘のタイプとその原因
1.便秘ってなんだろう?
便秘とは、3日以上排便がない
毎日出てても残便感がある
ことを言います。2〜3日に1回といったペースでもご自身がスッキリ感じている場合は便秘とはいいません。
2.お腹のなかはどうなっている?
食事をしてから便となって排出されるまで24〜48時間と言われています。ほとんど液状で小腸から結腸にたどり着くとS字結腸で排出の待機をすることになります。この時の直腸内は前日スッキリ排出されていれば空っぽと言われています。
![](https://assets.st-note.com/img/1678591221196-wRJg7ipdmB.jpg?width=800)
3.結腸反射、脳と腸の関係
脳腸関係は昔からよく使われている言葉にも表れています。
断腸の思い
腹の虫が治らない
はらわたが煮えくり帰る
など
脳と括約筋の連携
一杯のお水、朝食により胃腸が動く
↓
S字結腸へ溜まったお荷物を直腸へ運ぶ準備
↓
直腸が満タンになると活約筋を開ける指令を待つ
それには条件が満たされること
1.トイレに座る
2.うーんとイキミを入れる
↓
段取りよく進めば脳の指令を受けて括約筋がオープンされる
理想的な姿勢はロダンのポーズ!
![](https://assets.st-note.com/img/1679809454197-2s5XUJUwCO.jpg)
痙攣型(ストレスアリアリ)の便秘
腸の水分吸収、動きが悪い。
精神的なストレスが原因で自律神経が不調となり脳腸相関関係がうまくいかない為蠕動が不安定となって下痢と便秘を繰り返す状態や腹痛を伴うケース
便秘にならない為に
《便秘予防の原則》
1.ストレスのない生活を心がける
2.便意を我慢しないようにする
3.規則正しいバランスの良い食事
4.適度な運動
5.体(お腹)を冷やさない
6.おなかのマッサージ
時には仕事を忘れてゴロゴロしよう!
後半は自分で簡単にできるストレッチや運動をご紹介しています。動画などでご紹介できたらと思います。
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