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【読書】山岸外史『詩と真実』を読んだ

 見たものをあるがままに書く。それは時代が要請する道徳や常識の制限を受けないということであり、美という枠に収めないことでもある。

 自身も詩を書く評論家、山岸外史がボードレール、北原白秋、与謝野晶子、ドストエフスキー、ロダンの作品を挙げながら「真実」を表現するとはどういうことなのか思索する。

 ここで挙げられている作家の作品はほとんど読んだことがなかったが、特に北原白秋の詩をもっと読んでみたいと思った。「まざあ・ぐうす」の翻訳が家にあったはずだ。でも翻訳ではない白秋自身の作品を読みたい。与謝野晶子の本も家にあったはず。

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