現代語訳『山家集』(1227)

【 原文 】
かかる世に影も変らずすむ月を見るわが身さへ恨めしきかな (1227)

【 現代語訳 】
このように世の中においても、月はいつもと変わらぬ澄んだ光を放ち、見上げる我が身が恨めしく感じてしまう。


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