現代語訳『山家集』(658)

【 原文 】
何となくさすがに惜しき命かなあり経《へ》ば人や思ひ知るとて (658)

【 現代語訳 】
この世に生きている限り、わたしを思ってくれるあの人のことを考えると、そうは言っても何となく命が惜しく感じてしまうのだ。


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