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2021ワーケーション動向プレイバック

昨年はどうもありがとうございました。
今年も一年よろしくお願いいたします。
今回は2021年にあったワーケーション関連ニュースなどを月ごとにまとめてみました。
エポックメイキング的なものばかりなので見落としているものがあれば是非目を通してみてください。

3月

関西大学松下教授が【ワークスタイル・アフターコロナ 「働きたいように働ける」社会へ】を出版

書籍ではワークスタイル全般について取り上げられており、社会にでてきたZ世代の特徴から今後のワークスタイルがどのようになっていくのか、コロナの影響で変わったライフスタイルからワークプレイスについて色々とまとめられています。
ワーケーションは書籍内のchapter4でまとめられていますが、この中で語られているワーケーション2.0、三方好、自立型人材はワーケーション業界では頻繁に目にするので、現在のワーケーションの方向性を作っている一つだと思います。
ワーケーション2.0は松下さんのnoteにもまとめられていますので興味がある方はそちらもご覧ください。

矢野経済研究所がワーケーション市場に関する調査結果を発表

これも現在のワーケーション業界の流れを作っている情報の一つですね。
ワーケーションの市場規模についてまとめられていますが、ここで市場規模の大きさが多くの事業者が参入するきっかけになっているかもしれませんね。

4月

FRaUにて働き方の特集号が出版される。

副業、在宅ワーク、ワーケーションと幅広く取り扱っています。副業×ワーケーションが書籍の中で大きなテーマだと思いますが、ワーケーションを生活に彩を加える一つの手段としてとらえてまとめられています。
何故ワーケーションするのか、ワーケーションの目的は何なのかを考えるきっかけになる書籍だと思います。
在宅勤務のtipsなどもまとめられており、ON/OFFの切り替えについても考えれるのでワーケーションに限らず読んでいてい参考になると思います。

5月

クロスマーケティング、山梨大学が共同でワーケーションに関するレポートを発表

こちらも各所でデータが引用されていますね。
ワーケーションという言葉が先行する中で、実際にワーケーションを実施している人数、ワーケーションに対する期待などがデータ化されています。
マーケティングをする際の最初のデータとしてとても重要なものになりますね。

観光庁がワーケーションに関する労災や財務処理のQ&Aを発表

企業でワーケーションを導入するにはどうしたらいいのか、多くの課題がありますが、それに応える資料になっています。
ワーケーションを導入していく中で、参照必須の資料ですね。


7月

Airbnb Japanの長田さんが【ワーケーションの教科書 創造性と生産性を最大化する「新しい働き方」】を出版

豊富なデータ、実例をもとにワーケーションについてまとめられており、非常に納得感があります。
ワーケーションに対する課題についてもまとめられており、企業でワーケーションを導入する際にとても参考になるのではないかと思います。
書籍の中で自然型、都市型、地域貢献型と実例を基にワーケーションを分類されていますね。この分類もよく見かけますね。

HafH、JALが連携し移動+宿泊のワーケーションサービスを展開

私が以前提唱したワーケーションの移動、宿泊を一体にしたサービスをHafHが提供していましたね。現在は申し込み終了していますが、ワーケーショントータルでサポートしてくれるサービスはコストも明瞭になるのと、使用するIFが減るのでとてもいいと思います。今後の動向に来たいですね。
私が提唱していたワーケーションレベル1に相当する内容ですが、もっと色々な情報が統合されてくるとさらに使いやすくなるのではないかと思います。


8月

otellがワーケーションカオスマップを発表

ワーケションのカオスマップはnoteだと宮下さん、私もまとめていますが、事業者の方がまとめたのはこれが初だと思います。
ワーケションの個人向けサービスをサブスク/デイリーユース/デイユースで分類されていますね。ワーケションする際の参考になるのではないかと思います。
カオスマップはどのような観点で分類するのかが大事ですが、個人向けでの分類がわかりやすくていいですね。
カオスマップができてくると市場が出来上がってきたなと感じますよね。


12月

NTTデータ経営研究所が地方移住とワーケションに関する意識調査の結果を発表

地方移住に関するリアルな情報がまとめられていますね。地方移住といっても現在の職場の近くを希望される方が多そうで、移住に向けたワーケーションとなるとマイクロワーケーションのようなところが主流となりそうな結果ですね。
またワーケーションの理解度によってワーケーション実施時の状態に影響するという結果も重要な情報ですね。
まだまだワーケーションの中身自体を正しく理解されていない方が多いのではないかと思います。単純な宿泊のサービスではなく、ワーケーションの理解度を深めながら体験できるような導線をつくることが大事になりそうだと感じる情報で、今後色々なところで引用されそうなデータです。

おわりに

いかがだったでしょうか。
1年間でワーケーション関連の書籍も多数出版され、雑誌にもとりあげられるようになり、期待値はあがっていると思いますが、まだまだワーケーションを実施する人が追い付いてきてないという印象です。
ハイブリッドワーク、出社回帰など様々な動向あるので、2022のワーケーション動向にどのような影響を及ぼすのか目が離せません。

今年も一年間ワーケーションを追いかけていきますので、今年もよろしくお願いいたします。

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