水草

ゆるく小説書いてます。

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最近の記事

執筆中よく聞いていた曲

小説を書く時に、音楽を聴きますか? 私はほぼ毎回聞いています。 書く時には少し拘りがあって、 このストーリーにはこの曲 このカップルにはこの曲 このキャラクターにはこの曲 など、そのイメージに合う曲を決めて、リピートしながら書くことが多いです。 私が書いた「きっと、よくあるはなし」を制作中は主に以下の曲を聴いていました。 晶の恋する可愛い感じをイメージしながら聴いていたのが↑こちらです。 スピードアップされたハイトーンのバージョンをよくTikTokで耳にしていまし

    • [SS]テニス部のある日の一コマ[きっと、よくあるはなし]

      小説「きっと、よくあるはなし」のサイドストーリーです。 本編は↓こちら テニス部のある日の一コマ 『ねね、三佐倉。テニス部の先輩で高身長のイケメンって誰?』 晶にそう訊かれた時には「どうでもいい」なんて思ったが、 ちょっと暇つぶし、というか面白半分にいっちょ訊いてみるかと部活中ではあるが先輩に問いかけた。 「名木原先輩訊いていいです?」 柔軟体操のペアになっていた2年生の名木原仁は長い手脚を伸ばしながら快く了承した。 この先輩はいつも穏やかで先輩風なんか吹かすこと

      • あとがき【小説 きっと、よくあるはなし】

        こんにちは。 先日、[創作大賞2024] にオリジナル小説「きっと、よくあるはなし」を応募いたしました。 noteはずっと読者としての活用をしていましたが、自分も小説を書いてみたいと思い、発信にも挑戦することにしました。 書くことが決して得意ではないし、HSP基質なので、基本的に挑戦することが苦手なのですが、そのHSPのことについて知れば知るほど「挑戦」を自分自身に許せるようになりました。 生産性が無くても、やってみていい。続けていい。と思えるようになりました。 そ

        • 早速、小説に「すき❤️」ありがとうございます!書いて良かったなぁと思える瞬間です!

        執筆中よく聞いていた曲

        • [SS]テニス部のある日の一コマ[きっと、よくあるはなし]

        • あとがき【小説 きっと、よくあるはなし】

        • 早速、小説に「すき❤️」ありがとうございます!書いて良かったなぁと思える瞬間です!

          オリジナル小説「きっと、よくあるはなし」全3話をアップしました。高校生って、可愛いなぁ。書いていて楽しかったです。

          オリジナル小説「きっと、よくあるはなし」全3話をアップしました。高校生って、可愛いなぁ。書いていて楽しかったです。

          【小説】きっと、よくあるはなし【3/3】

          最終話  家の近くまで送ると言う仁を、晶はなんとか断ろうとしたが先輩は頑なに応じなかった。 「今日は俺のせいで帰りが遅くなって暗くなったんだから」  先輩のせいだなんて。晶も十分幸せな時間だったのに。  そして今度はそれぞれ自転車を漕いで、あっという間に家まで到着。 「ありがとうございました。この後先輩どのくらいで帰り着きますか?」 「たぶん30分かからないくらい。」 「そんなに…」 ここから学校までより遠い。 やっぱり断れば良かったと晶は悔やんだ。せめてもう

          【小説】きっと、よくあるはなし【3/3】

          【小説】きっと、よくあるはなし【2/3】

          第二話 今日は名木原先輩に会えるだろうか。  晶が朝起きてまず思うことはそれだった。 これまで以上に朝の洗面台を独占する時間が長くなり、晶が使い始める前に慶は自分の支度を済ませるよう努めている。 そして内心「自転車乗るから髪のセットはあまり意味がないのでは」と思っていたが、口にはしなかった。  学校に到着する頃には家を出た時よりも髪は乱れている。 それでも「自分の相方は誰が見ても可愛い」と慶は自負していた。 どんなに自分のことを「可愛い」と冗談本気問わず周りに言われても

          【小説】きっと、よくあるはなし【2/3】

          【小説】きっと、よくあるはなし【1/3】

          あらすじ  晶(アキ)は高校入学直前に失恋したが、優しい双子の弟、慶(ケイ)に救われ気持ちを切り替えて新しい生活をスタートさせる。 新しい友だちもでき、新しい恋にドキドキする毎日。そんなありふれたよくある日常の中で、姉弟の絆も少しずつ形を変えていく。 好きな人と、大切な弟。  カタチの違う特別な存在が、晶の日常を彩る。 第一話   高校受験も終わり、第一希望だった北乃高校に合格。 憧れの制服も届き、水戸晶は15年の人生の中で最も幸せで楽しい毎日を送っていた。 が、入学式

          【小説】きっと、よくあるはなし【1/3】