あとがき【小説 きっと、よくあるはなし】
こんにちは。
先日、[創作大賞2024] にオリジナル小説「きっと、よくあるはなし」を応募いたしました。
noteはずっと読者としての活用をしていましたが、自分も小説を書いてみたいと思い、発信にも挑戦することにしました。
書くことが決して得意ではないし、HSP基質なので、基本的に挑戦することが苦手なのですが、そのHSPのことについて知れば知るほど「挑戦」を自分自身に許せるようになりました。
生産性が無くても、やってみていい。続けていい。と思えるようになりました。
そこで、小説を書くことを自分に許し、どんな仕上がりになろうとも創作大賞に応募しようと決めました。
ここからは、ネタバレにもなるかと思います。
「あとがき」と思って読んでいただけると幸いです。
このお話は、ごくありふれた高校生の日常を書いたものですが、難しかったのは今時の高校生らしく表現することでした。
私には高校生の子供がいますが、彼らの日頃の会話とか、雰囲気を観察しながら書いてみました。
「観察」と意識していると、不思議と怒ったり苛立つことがなく、
この間穏やかな母だったのではないでしょうか 笑
物語の舞台はそんなに都会でも、田舎でもなく、方言もそこまで強調されない地域ではありますが、少し言葉もリアルなものに近づけられればと思い、あえて癖のある会話文が一部取り入れてあります。
読むひとによって評価は違うと思いますが、少しでも作者の意図が伝われば良いな思います。
主人公の晶(アキ)は本当に一般的な女の子で、一番個性の薄いキャラクターになってしまいました。
でも、これによって読むひとが少しでも晶を自分自身に置き換えやすくなればいいなと思います。
対照的に、慶(ケイ)は現実離れした男子高校生です。
こんな可愛い男の子がいればなという願望が作り上げたキャラクターで、作者を癒してくれる子でした。
だから晶も「弟大好き」という設定は1ミリもぶれませんでした。慶には本当に幸せになってほしいです!
今回は恋愛小説なので、晶と仁がメインカプではあるものの、
双子もメインの一つでした。
最初は、慶サイドの場面も書きながらストーリーを進めていましたが、書き慣れていない私には難しくて断念してしまい、それについてはそのうちスピンオフとして書いていければと考えています。
小説を書くことって、育成ゲームに近いような感覚があって、オリジナルのキャラクターを観察したり、育てたりする楽しさがあるんだなという気づきもありました。
なので、サイドストーリーを書くことも楽しそうだなと思い、書き上げたら随時発信していきたいと思っています。
ちょっとしたショートストーリーになると思います。
作品を読んでくださったかた、
また、こちらの記事をここまで読んでくださりありがとうございました。
水草
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