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陰キャオタクで推しにしか恋ができないけれど、推しがいればエネルギーが増大するし、頑張って何とか生きていける

陰キャでオタクの女子はリアルで恋愛をすることはあまりありません。

その代わり、自分が推しているアイドルや声優、ビジュアル系ミュージシャン、俳優、架空の二次元の世界のアニメや漫画やゲームのキャラクターなどに恋をすることが多いです。

つまり妄想、空想、イメージの中で彼らと恋をするということです。

今でこそオタクが妄想の中で推しと恋愛することはだいぶ市民権を得られていて、夢女子というジャンルみたいなものもありますし、アニメのキャラクターと結婚式を挙げたりする人もいます。

しかしそんな令和の時代であっても、やはりこのような女子たちはリアル至上主義の人々からは批判されることも少なくないし、かなり気持ち悪いと思われたりします。

平成の中期まではもっと堂々と露骨に変人扱いされていたものです。

でもいつの時代も陰キャのオタクというのはこのような気質なのです。

現実の生身の人間がけっこう苦手だったりするのです。

アイドルやミュージシャンの推しは生身の実在する人間ですが、実際に会えることはほとんどないし、コンサートやライブなどに行って近くで握手をしてもらうなどで彼らと触れることができたとしても、それくらいが限界で、ほとんどは動画やTVや画像や紙面でしか見ることができないと考えると、彼らはほぼ2次元の存在と同じような感覚と言えるでしょう。

永遠にリアルな世界で1対1で面と向かって話をすることはないですし、デートをすることもまずないでしょう。

そもそもオタク女子たちはそのようなことを望んではいません。

現実にそんなに近くで彼らに自分を見られたくないという気持ちが強いというのもあります。

だから自分で創作した空想の世界で恋をするしかないのです。

その世界はとても自由でいくらでも自分が好きなようにストーリーを組み立てることができます。

異次元のファンタジー仕立てで時空を超越した世界観で推しと恋愛ができるのです。

どんなに日常生活がつらくても、疲れていても、苦しいことがあっても、推しがいてくれれば私たちのエネルギーは増大します。

頑張って砂を噛むような味気ない毎日を乗り越えていけます。

そんな中である日現実の世界で自分に合った素敵ないい人に巡り会えればそれはそれでよしです。

またずっと永遠に出会えないとしてもそれでもよしです。

推しは何人いてもいいし、何人変ってもいいし、むしろその方が賛成です。なぜなら1人の推しにずっとこだわり続ける方がリスクが高いからです。

3次元のアイドルやミュージシャンの場合は特にそうです。かれらは生身の人間なので結婚もするし、何らかの理由で突然引退することもあります。

そのようなことになっては帰って生きるエネルギーが失われていってしまいます。

できれば何人か色々な分野でそれぞれに推しを持っている方がじつは気楽で楽しかったりもするのでいいでしょう。

リアルに恋ができない陰キャ女子でも推しの存在がいれば何とか生きていけます。

世間に後ろ指をさされたって、周りに辛辣なことを言われたって大丈夫です。これからも自分の推しに恋をしていきましょう。


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