母の日ですね

みゆです。

いつもは前もって書いた記事を投稿しますが、今日は母の日なので、今から書く記事を投稿する事にします。推敲はしないので、読みにくい部分もあるかとは思いますが、そこはご了承くださいね。

その前に。
昨日、夜みゆさんが「自分って何者なん？」って考え込んでいましたね。
今日ね、午前中にお寺に7日おきのお参りに行ったんですけど。その時に聞かせて下さった話がタイムリーだったんですよね。

今日のお話は「私について」でした。
人は三つの私を持っているっていうのです。
　
「私しか知らない私」
「私も知らない私」
「仏様が知っている私」

私しか知らない私っていうのは、よくある外の顔と内の顔ってやつですね。
私も知らない私っていうのは、自分じゃ気づかない自分。自分じゃ気づかないけど、本当は嫌なやつだと周りからは思われている、とかね。
仏様が知っている私っていうのは。仏様の前では、どんなに取り繕っていてもみーーーんなお見通しだっていうのです。要約すると、仏様の前では何も気張ったりカッコつけなくっていいよって事みたいです。

なんかね、お堂で仏様が知っている私の所を聞いていると、涙がじわっと。もうねー、よっぽど私不安定なのかな。この前は、ドライブ中に糸島の海見てひっそり泣いたし。お酒も飲めるし、ご飯も食べられるから、病んでるわけじゃないと思うんですけど。

では、次から本題に入りますね。

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私の母は50もとうに過ぎた娘の私に、よくいう事がある。
「お母さんね、孫よりみゆが可愛いと思う」
もちろん、私の子供も弟の子供も可愛がってもらっている。孫は可愛いはずなんだけど、それでも今風の言葉で言うと「みゆしか勝たん」らしい。

母の日だから、母との素敵エピソードでもと思うけど、出てこない。可愛がってもらったと思うけど、このエピソード！というのが思いつかない。仕方がないから、軽めの話をしようと思う。

私と弟は2歳半、学年でいくと3つ違う。
弟は大学に進学する時に家を出た。両親はやっぱり寂しかったのだろう。その頃から数ヶ月の間やけに私は構われまくっていた。食事の後にプリンが出たりなど、今までにない待遇の良さだった。

ちょうどその頃、私は職場を変えていたので平日が休みだった。すると、母も私の休みに合わせて休みを取ることが多くなった。そして、私をランチに誘うようになったのだ。毎週ではないけど、月に1回は必ず行っていた。

母が誘うお店は、ちょっと遠かったり値段が高かったりした。今だったら、ネットで調べられるけど、当時はどうやってお店をリサーチしていたのだろう。おそらく、パート先の友達に聞いたりしたのだろうと思う。

母は車の免許は持っていないので、私の車で出かける。私も暇だし、運転も好きだしちょうど良かった。
父にランチに行く事を言っていたのか、内緒だったのかは分からないけど、女同士で食べるランチはとてもおいしかった。何を食べていただろう。和食のお店に行くことが多かったように思う。
私も若かったので、友人と行くランチは洋食が多かったので、和食を食べるのは新鮮な感じがしておいしかった。

ランチの後は、スーパーに寄って晩御飯の買い物をして帰る。その時も、「おやつ買っていいよ」と小学生の時と同じことを言われた。そして、買い物カゴに食べたいおやつを小学生の時と同じように一つ、入れた。

今、私の娘も大きくなったから分かるのだけど、あの頃の母は、私と大人同士で出かけられるのが嬉しかったんだろうなと思う。だから、遠かったり値段の高いお店を選んでランチに行っていたんだろうと思う。

私も娘とランチする時は、子供の時と大きくなってからでは選ぶお店も違うから。

それと、もう一つ。

私は、高校までは門限が早くてそれが不満だった。でも、前に記事にしたことがあるけど、大きくなってプチ反抗期を迎えてからは夜中に帰ろうが朝帰ろうが、何も言われなくなった。

大人になると、彼氏とお泊まりしたり、旅行に行ったりしたいものだ。
そんな時、正直にいう訳にもいかず、うまいこと誤魔化して出かけていたのだけど。あれって、親は分かっていたのだろうか。
根掘り葉掘り聞きたいところを、ぐっと堪えて騙されたふりをいていてくれたのだろうか。

それに、夜中こっそり家を抜け出して、夜更けや朝方こっそり帰る、なんてこともあったのだけど。あれも気づかないふりをしていたのだろうか。

母に聞いてみたいけど、聞かない方がいい気もする。謎は謎のままでいた方がいいこともある。でも、たぶん分かっていたのだろう。知らないふりをしていてくれたのだろうと思っている。

父も母も、歳をとってしまった。実家には買い物の足になりに弟と手分けして通っているけど。あと何回会えるのだろうか、なんてことを考えてしまう。

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母の日なので、「母」で詠んだ短歌を。

頼りない私を母にしてくれた
共に成長娘に感謝

孫よりも私が好きという母は
今の私も子供のままで

おかあさん口にするのは同じ音
縮むことない心のキョリは

今日も最後まで読んで下さってありがとうございます♪