わたしだって好きだったんだから

みゆです。

今、たゆ・たうひとさんと交換日記をしています。
それで、ちょっと思い出した昔話がありました。

交換日記といえば、私は中学生の時に２回ほど交換日記をした事があります。
１回目は中2の時で、同じ部活の子と3人でやっていました。
２回目は中3の時で、違うクラスの子とやっていました。

中3の時の時の交換日記の相手は、小学生の時からの仲良しの子でした。
小3、5、6の時と中2の時に同じクラスになりました。
ピアノが得意で吹奏楽をやっていて、頭のいい子です。そうそう、彼女は進研ゼミだけで高校受験を乗り切ったんですよw

私とはかなりタイプは違うけど、なぜか気が合い高校野球を一緒にミーハーチックに楽しんだり、ユーミンや中島みゆきさんをオススメしてくれたり、花とゆめ系の漫画を貸してくれたりと仲良くしていました。そういえば、デュラン・デュランなんかの洋楽も好きで、カセットを貸してもらった事もあったっけ（ほぼ押し貸しｗ）

そんな私達は、中3になってクラスが離れた事もあり交換日記を始めることにしました。

私達はほぼ毎日交換日記を楽しんでいました。

あれは6月の中頃か7月の頭だったでしょうか。ある日の日記に彼女はこんな事を書いていました。

私、N君が好き。
N君と交換日記をしたいから、N君に言ってみようかな

それを読んだ私。
え？何ですと！？
と、驚き過ぎて何回もノートを読みました。

N君が好き

なんたるパワーワードでしょうか。
そのN君って私がいいなと思っていた男の子だったんです。

当時、私はNA君という子が中2の時から好きだったんですが、あまりにも脈無しの状態でした。それで、心の安定を得るためにN君の事もちょっとミーハー的な感じで好きだったんです。

↑ 脈のないNA君の事を盛って書いたお話です

私がNA君が好きな事も、N君の事をミーハー的に好きな事も彼女は知っていたんです。だって、私達はいろんな事を話す仲だったんですから。

私はどうしたものかと思いました。
でも、私とN君は付き合っている訳でも何でもありません。だから、彼女がN君に告白するとか言っても止める事なんてできません。

私は交換日記の自分の番の時にこう書きました。

応援してるよ💛
がんばってね！
N君とうまくいくといいね😊

本当はこういう事を書きたくはなかったけれど、仕方ないんだろうなと思いました。
かなり悲しかったけど、仕方ないんだなと思いました。

NA君とはクラスも違うし、うまくいきっこない恋は辛いし、受験もあるし中体連に向けて部活もきついしで精神的にもきつかったです。さらに追い打ちを掛けるようにＮ君の事まで･･･

数日後、彼女は私のクラスに嬉しそうに報告に来ました。

「N君に言ったらOKしてもらった！交換日記もできる事になったよ！」

その言葉を聞いて、私は何だか力が抜けた感じがしました。それでも、精一杯の笑顔を作って「良かったね。おめでとう」と言いました。

そんな私の思いを知ってか知らずか、彼女はN君との楽しそうな事を聞かせてくれました。
普通ならここで彼女との付き合いは断つんだと思うのですが、私はこのまま彼女と友達付き合いを続けていました。それは、彼女のクラスに行けばN君がいるから。

私もどうかしていたのかもしれません。でも、彼女はやっぱり大事な友達だから。

N君と彼女ですが、結局長くせずに別れてしまったみたいです。

そういえば、N君と私ってよく目が合っていたんですよねー。彼女とN君のクラスに行くと、なんか視線を感じて目が合ったりとかしてたんです。それに、離れた所から「おいっ」って呼ばれたりとか。
何だか子供っぽくって訳分かりませんけど。

でも、学校で夏休みの学習会（受験対策の為）が始まる頃にはN君もNA君の事もスッパリと私の心から出ていきました。
なぜかというと、秋になる頃には私は同じクラスの子の事が好きになってしまったからw w

ああ、私ってばどうしようもないじゃん笑
でも、中学生の好きな人事情なんてそんなもんですよね。知らんけどｗ

それから6〜7年ほど経った時、N君と再会しました。
場所は私の勤め先の某ディーラー。
N君が車の修理に持ってきたんです。お互いすぐに気づいてしまって。
「久しぶり。元気だった？」
から始まってかなり長く話し込みました。
でも、そこから恋愛に！！なんて事にはなる訳もなく。連絡先の交換もする事もなく「ありがとうございました！」でおしまい。

私もちゃんと話したのってその時が初めてだったし、会うのも中学卒業して以来だし、それで満足したって感じでした。それに、N君ってちょっとチャラくなっていましたしねw
その日の夜遅くに彼女に電話（東京までの遠距離電話！！）して、長電話してしまったのはあたり前田のクラッカーなのです。

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↑　その後好きになった子の事を盛って書いたお話です

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