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#12|幼児期に一番伸ばしたいのは「好奇心」!

改めて自己紹介を。みゆなと申します。
12年間、小学校と学習塾に勤務し、小学生から高校生(大学受験生)まで指導してきました。勉強したくない小中学生から東大受験生まで、実に様々な子どもたちを1000人以上見てきました。

一方、子育て中でもあります。娘が一人、いま4歳。

いつも2つの視点をリンクさせて子育てをしています。
片方の目では、幼児教育と子育てを方法論から本質論まで身をもって実践・検証しています。もう片方の目は、過去関わってきた子どもたちとの経験を踏まえ、娘の大学入試、それ以降を見据えています。

noteでは子育て真っ最中の現場で発見した子育て・教育についての気づきをまとめています。

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『幼児教育の重要性』は今更いうことでもないけれど

社会において、今ほど「幼児教育」が重視されている時代はなく、今ほど「幼児教育」の選択肢が多い時代もありません。

英語、プログラミング、知育玩具。
体操、水泳、リトミック。
モンテッソーリ、シュタイナー、イエナプラン…。

「幼児教育・知育」に関する情報は大量に目にします。私も毎日、多くの情報を見ています。

さて問題です。

毎日見る情報の中で「本当に大切なもの」はどれでしょう?どうもどれも似たりよったり、あるいはうわべの方法論に終始している気がしませんか。

子育ては人育てです。
本質的に必要なものを理解し与えれば、子どもは驚くほどの変化を見せます。子どもの将来にまっすぐにつながる「生きる資質」を伸ばせます。


子供の数は減っているにもかかわらず、幼児をはじめとする教育市場は右肩上がりで伸びている点からも「教育」が重視されていることが分かります。

2018年度の教育産業全体の市場規模(主要15分野計)は、前年度比0.9%増の2兆6,794億円にのぼる。教育産業全体市場の主要15分野のうち、前年度と比べて市場規模が拡大した分野は、「学習塾・予備校市場」「幼児向け英会話教材市場」「学生向け通信教育市場」「幼児向け通信教育市場」「資格・検定試験市場」「幼児受験教育市場」「幼児体育指導市場」「企業向け研修サービス市場」「eラーニング市場」の9分野だった。

教育産業市場、2018年度は2兆6,794億円…市場拡大へ」/RiseMom Biz

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育てたいのは「好奇心」!

これまで出会ってきた1000人以上の生徒たちのいわゆる“優秀な層”を思い返すと、1つの共通点がありました。

優秀な生徒は、総じて好奇心がとても強いんです。

どうしてこの解法になるのか、どうしてこの理論になるのか、どうしてどうして・・。「暗記だけではない、知識の本質を探究したい」と考えている生徒がとても多い。

好奇心が強いから、何事も「もっと知りたい・理解したい」と考える。

彼らにとっては学校の勉強も、好奇心の延長にあります。やりたい、もっと知りたい!新しいことを知れるって、なんて素晴らしいんだろう…!


もはや「マインド」の問題ですね。勉強のやり方云々ではありません。好奇心が強ければ、どうやら放っておいても勝手にやり始めるようなのです。

好奇心は学校時代は勉強に強みを発揮します。社会に出ると自己成長やスキルアップの面で効果大。つまり、ぜひ持っていたい資質です。

学校の勉強や受験勉強を乗り越えていける原動力・好奇心。一番伸びるのは幼児期です。幼児期に

好奇心を刺激する経験をさせ
興味関心に対する環境を整え
親が一緒に楽しんだか

これが好奇心の大きさを決めると思っています。

ちなみに幼児期を過ぎても、関わり次第で伸ばすことは可能。ただし幼児期より骨は折れますが。好奇心を育てるのに年齢は関係ないと思っています。

周りにも1人や2人はいるはずです。
何歳でも好奇心強く、新しい挑戦を続けている人。

人間は元来が「好奇心」を備えています。
大切なのは、元来の好奇心を花開かせる環境を整えてあげることです。

まず環境を整える。そして一緒に楽しむ。これだけで子どもの目の色は驚く程変わるはずです。


今日はそんなところです。

一緒に楽しみながら高め合える方と沢山繋がりたいと思っています!もしよろしければ感想をコメントしていただけると、とっても嬉しいです。それだけで十分です!コメントには必ずお返事します。