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②淡路島西海岸のホットスポット、そして「あの日を忘れない」

海外に行けない今、海を渡って大阪からわずか1時間で行ける淡路島西海岸が熱い!

先日は、2017年~2021年に次々にオープンしたテーマパークや、映えカフェ、フォトスポットなどについての記事を書きました。

淡路島西海岸、北部、つまり大阪、神戸からもとても近いエリアのホットスポット、今日はその②です!

⭐明石大橋が激近!松帆アンカレイジパーク

淡路島へ渡ってすぐの「松帆アンカレイジパーク」。

世界一の吊り橋、明石海峡大橋が超間近で見れるど迫力のポイント!

まず、橋の両側を支える橋台の大きさがすごい!
横に停めてある車がミニカーに見える~!

でっかい玉ねぎ型のオブジェがあるな~、淡路島だけに、淡路玉ねぎかと思いきや!

実はこれは鋼製の「シンカー」という海底に設置する重りで、実際に橋の建設で使用されたものを使ったアートだそうです。

友人の一人が体操をやっていた子で、この上で倒立!
本人は失敗だと言ってましたが、なんの、お見事!

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何度も淡路島に行っているけど、今回、この近くの一棟貸しヴィラに泊まる際の買い出しをするために、隣接する「道の駅あわじ」に買い出しに行ってここを発見。


それにしても、このオブジェといい、「ニジゲンノモリ」のドラゴンクエストアイランドのスライムといい、玉ねぎと言えばの淡路島にぴったりじゃないですか!

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⭐自然に包まれた安藤建築「淡路夢舞台」

「淡路夢舞台」は安藤忠雄氏によるグランドデザイン。

安藤建築らしい円形フォーラム!

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円形フォーラムの中!

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美しい展望テラス 空庭!

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北海道の缶詰工場で出た貝殻を再利用したという100万枚の帆立の貝でできた貝の浜

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山の斜面一面に階段状の花壇「百段苑」
元々はこの丘の上にホテルが建つはずが、阪神淡路大震災の際に、この下に断層があることが分かり、現在の場所に変更し、百段苑になったそうです。

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⭐グランドニッコー淡路

淡路夢舞台の中にあるホテル「グランドニッコー淡路」。

お部屋はエグゼクティブスイート。
リビングダイニングがすご~く広いお部屋でした。

お部屋からの眺めは淡路夢舞台や明石海峡公園。

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昨年行った時はまだ観音様も見えました。

この観音様は個人の持ち物で、所有者もお亡くなりになって、老朽化による危険性が問題になり、取り壊しが決定しましたね。

大阪市の建設会社が落札し、契約金額は8億8千万円。
つまり国の税金による取り壊し。
今後、高齢化が進む中、こういったこと、増えそうですね。

⭐花と緑!明石海峡公園

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グランドニッコー淡路のお部屋からも見下ろすと、入り口にあるタコのオブジェが目に入り、翌日行って来ました。

広いので、この東浦口ゲートと淡路口ゲートを結ぶ園内トラムカー
「夢ハッチ号」
で回りました。

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昨年6月に行った際には、あじさいが見頃で、こんなに密集したあじさいを見たのは初めて!

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⭐あわじ花さじき

「あわじ花さじき」は、明石海峡大橋や神戸、大阪、関西国際空港までの大パノラマの景色を望む丘陵地にある兵庫県立公園。

季節の花々が咲き誇るところで、今年の1月に行った時には、菜の花で黄色い花の絨毯になってました。

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展望デッキに登ると、ストックの花で描かれた白鳥の親子が見れました。

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⭐あの日を忘れない、北淡震災記念公園

世界に誇る明石海峡大橋、楽しいテーマパーク、映えスポット、オシャレなレストラン、花と緑の公園、安藤忠雄建築と、様々なスポットがある、淡路島西海岸、北部ですが、是非、一度は訪れるべきところが、
「北淡震災記念公園」。

1995年1月17日の、阪神・淡路大震災で震源地となった淡路北部。

マグニチュード7.3、震度は最大7を観測した大地震は、当時、神戸に住んでいた私にとっても忘れることの出来ない怖い記憶です。

この大地震現れた「野島断層」がそのまま保存されているのが、この
「北淡震災記念公園」なのです。

🔶ありのままで保存された野島断層

まず、野島断層保存館に入ると、息をのむ光景が。

レプリカでもなく、断層そのもの!

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近くで見てみると、その段差の大きさにびっくり!

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こんなに大地が動くなんて。

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断層を横から見たのが下記左の写真。

大きな揺れにより、泥混じりの砂層と、砂混じりの泥層にズレが生じたのがこの結果。

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🔶言葉なく語る震災遺構「神戸の壁」

「神戸の壁」は、震災の記憶を風化させないための震災遺構として、神戸市長田区から移設されたもの。

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昭和2年頃、神戸市長田区若松町の公設市場の延焼防火壁として建てられ、
第二次世界大戦中の神戸大空襲(1945年)でも耐え残り、阪神・淡路大震災では周囲の建物が倒壊全焼する中、この壁だけは倒れず、焼けず、その姿をとどめたのです。

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🔶激震に耐えたメモリアルハウス

当時、活断層の真横でもほとんど壊れなかった家が「地震に強い家」として保存、公開されています。

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大地震でめちゃめちゃになった台所がそのまま。

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断層の上に建っていたこの家が、断層に沿ってズレて曲がっているのが、この空撮写真で分かります。

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花壇のレンガや家の塀がずれた様子が地震の大きさを物語っていました。

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🔶防災意識が高まる震災体験館

震災体験館には、地震の揺れを実感出来る体験コーナーがあります。

兵庫県南部地震(阪神・淡路大震災)と東北地方太平洋沖地震の揺れの違いを体験できます。

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兵庫県南部地震(阪神・淡路大震災)は、都市の直下で発生。

東北地方太平洋沖地震を引き起こしたプレート境界は深いところにあり、最も陸に近い部分でさえ、港湾からは50km 程度離れていたそうで、両者には揺れの違いがあったそうです。

確かに、神戸にいた私が感じた揺れは、ドーンとまず落とされた感じで、そのあと、わっさわっさとベッドの上でまるで浮いているかのように揺さぶられたのを覚えています。

普段の地震なら「あ!地震!」と少し構えている間におさまるのに、この時ばかりは、とても長く感じたのです。

とても心傷む大震災の傷跡ですが、「あの日を忘れない」ために、今後の防災意識を高めるためにも、誰もが一度は訪れて欲しい場所です。

もちろん、見事に復興した淡路、神戸を喜び、楽しみながら。


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