綾瀬さんと真谷くん24「夏休み」

今日から夏休みに入った。夏休みの課題は夏休み前にある程度やってあるので、楽な方だ。今年は海まだ行ってないな……と思っていると、兄ちゃんが部屋に入ってきた。
「なぁ優」
「どうしたの兄ちゃん? 」
「明後日、海に行かないか? 」そういえばここ数年海に行ってなかったな。
「わかった」
「あと俺の彼女も一緒に行くからそこんところよろしく」
「了解」
兄ちゃんの彼女さんも来るのか……響にも行けるかどうか一応聞いてみるか。机の上にあった携帯を手に取り、響に電話をかけた。
「もしもし響ー? 明後日僕の兄ちゃんとその彼女さんで海行くんだけど響も来る? 」
「海ですか? 」
「うん」
「明後日は特に予定もないですし行けますよ」
「それなら良かった。じゃあ明後日よろしくねー」
そう言い電話を切った。
響も行けると言ってたし、楽しみだなぁ。
色々と準備をしているうちに、当日になった。
ビーチパラソルやシートなどを兄ちゃんの車に積み込んだ。必要な荷物を全て積み終わると、響と兄ちゃんの彼女さんが来た。
響の服装はゆったりとした半袖Tシャツに少し長めのスカートだ。よく似合ってて可愛いな。
数十分すると海に着いた。
水着に着替え終わって砂浜へ出た。
砂浜は、海水浴客で溢れていた。
しばらくすると響と兄ちゃんの彼女さんが来た。
「おまたせ誠くん」
「朱実か、その水着似合ってるな」
朱実さんの水着はフリルがついたビキニと膝のスカートのような水着だ。
「ふふっありがとう」
「ゆ、優? 私の水着どうかな? 」
響の水着はタンクトップのようなトップスとフリルがついたスカートタイプの水着だ。
「似合ってるよ」

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