「あからめる」をすれば、憧れは日常にできる(上昇するために、一度絶望した話)
先日伊勢に泊まった時、憧れとはどういうものなのかについて、とてもよく理解できた。その時Instagramに書いた文章がこれ。
つまり憧れとは、素敵だと思ったものに対して、憧れは自分から距離をとって崇め続けるから憧れのままなのであって、その気持ちを楽しみたい自分が終わったなら、いつでも簡単に日常にできるのだと分かった。
自分が上に置いてみてたものを、フラットな場所に持ってくること。
勝手に自分を下に置いていることに気づいたタイミングで、その都度その認識と行動を修正すること。
これを繰り返すことで、憧れは日常にできるのだ。
そして、日常にできたことで、きっと、次の憧れに目を向けることができるようになるだろうな。
ちなみに。
Instagramには書かなかったけれど、この2ヶ月でminaに費やした金額なんと、40万超え…!(ええ、バカとでもなんとでも言って笑)
これを踏まえて上の文章読み直してもらえたら、意味がよくわかるかもしれない。(最近友人が初めてハイブランドでお洋服を購入して、ワンピースが一枚で40万円だったというから、彼女の度胸や変わりたいという強い気持ちにはハッとさせられます。それだけ思い切れば、お金のブロック一気になくなりますよね。でもほんと、こういうのってちまちまやってないで、どんぴしゃの憧れに対してさっさとやっちゃうのが肝だと思う…。だって、早くやればやるほど、残りの人生軽やかに生きられる時間が長くなるのだから。)
…
話は変わって、昨日。
ある人と会って、今後の私について相談した。
その人は言った。
「いいなと思うポジションなんて、すぐなれるんだよ。なっちゃえばいいだけの話なんだから。」
minaを通じた経験で、私はこの話が分かりすぎるほど分かった。
つまり、理想の自分を明確にできたとする。
そうすると、現在の自分とのギャップに気づくことができる。
私はこのギャップに、めちゃくちゃ驚いた。ものすごい失望を感じたというか…絶望と言ってもいいかもしれない。今の自分に対する絶望。落胆。
「今の自分ってなかなかいい」そんな風に思ってた自分が情けなさすぎる。
単に無理だと自分が決めつけていただけで、まだまだ叶えていない夢がたくさんあることに気付いてもいなかった。せっかくの一度きりの人生なんだから、私は私の夢をたくさん叶えてあげたい。他の誰でもない、大切な私のために。
でも、絶望を感じるとともに、希望も湧いてきた。だって、私は、まだまだ進むことができる、そう分かったから。希望は進むための力になる。生きるための喜びになる。理想と現実のギャップを埋める、その過程で私は、生きている実感を得られるのだと、最近つくづく思う。
そう。理想と現実とのギャップ。これを埋めるだけでいい。
そして、この、理想へたどり着く方法を知っている人が、世の中にはいる。
ギャップさえ明確になってしまえば、あとは知識を得て行動するだけなんだ。とてもシンプルなこと。
例えば、OLだった頃、私はフォトグラファーになりたいと思って、行動を開始した。その頃は何にも分からないままに、とにかくこれだと思うものはとにかく行動した。昼間はスタジオに勤務してストロボの使い方を身体に染み込ませた。夜は、写真学校に通い、全ての課題を提出し、ここで学んだことを落とし込むために、ヘアメイクさんやモデルさんにお願いをして来てもらい、スタジオを借りて作品撮りをした。空き時間には書店に行って、雑誌を貪るように見た。この頃から、雑誌を見ても、内容が頭に入らなくなるほど、「この写真はどんなレンズを使っているのか」「どんなライティングをしているのか」と、どうやってこの写真が作られているのかだけを考えるようになった。だから、写真学校が始まった頃にはすでに「フォトグラファーになりたい」ではなくて「フォトグラファーに私はなる。そのために必要なことはなんだろう」と考えていた。憧れではなくて、今の私の延長線上にある理想の自分に向かっているんだと。
この、更新された私の夢リストを前に、自分に対してとことん絶望したことで、夢を叶えるためのエネルギーを得た。(諦める=「あからめる」:現状を「明らかに+見る」事で、【次の希望】に向かえるようになる。という定義は数年前から聞いたことがあったけれど、今回本当に腹の底から体感と共に理解した。)そして、ギャップを埋めるための知識を得ること、そして実際に行動に移すことを優先順位において日々を過ごしている。知っていそうな人に会いに行ったり、勉強になりそうなものに課金したり。理想のその場所にすでにいる人の思考や行動、知識を得ることこそが、最短で、効果的だから。
なんでも知ってるフリして、人生の本当の楽しみを逃しながらポーカーフェイスで生きるより、「知らないから教えてください」って素直に伝えて、自分自身に投資して、がむしゃらでも生きてる実感をこれでもかと感じながら生きる方を、私は選びたい。
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