「水は答えを知っている」を読んで考えさせられたこと
1.本の情報
題名:水は答えを知っている
著者:江本勝(敬称略)
発行:サンマーク出版
定価:本体705円+税
初版:2011年1月20日
2.はじめに
2011年に発行されたこちらの本。
すでに読まれた方もたくさんいらっしゃることと思います。
わたしが購入した本は第10刷発行で2021年10月に発行されたものですが、本の表紙には「シリーズ国内40万部、全世界で180万部突破!」と書かれています。
初版から12年経った今、ご縁あってこちらの本を読む機会をいただきました。
本を読んで感じたことを書きたいと思います。
3.本の概要
水に「ありがとう」「ばかやろう」と言った場合、また無視した場合水の結晶がどのように変化するかということを結晶の写真とともに書かれています。
水はどこから来たのか、私たち人間は体内の50%の水を失うと生きていけない、水は生命力であり、人間であること以前に水なんだと考えることによって人間とはいったい何かという問いかけへの答えにいっそう近づくように思うと著者は言っています。
水のこと意識のこと、最後は「愛と感謝」が必要だという内容が書かれた本です。
4.本を読んで感じたこと
水の結晶を撮るという発想が面白いと思いました。
実験に成功され、同じ水でも場所や環境によって結晶が変化した写真は目から鱗でした。
美しい水の結晶の写真はまるで雪の結晶のようでもあるし、ダイヤモンドのようでもあります。
よい言葉や音楽を水に聴かせたり写真を見せた場合と、暴言や無視した場合の水の結晶に変化が表れた写真を見ることで、冒頭わたしたち人間は水なんだという著者の言葉から、「確かに!」と、よい言葉を使うことの大切さを感じました。
5.特に印象に強く残った文章の抜粋
私たち人間は水そのものですから、水がなくては生きてはいけません。でもその一方で、水は文明を押し流し、滅亡させる威力もあるということも忘れてはいけません。
人類は太古より、幾度となく水の被害にあってきました。世界の諸民族の神話には必ずといっていいほど大洪水の神話がありますし、科学的調査によっても、過去、地球上を襲った大洪水があったことを示す証拠が見つかっています。ノアの大洪水、アトランティスやムーの水没もけっして作り話とばかりはいえないのです。
歴史は繰り返すという言葉のとおり、このまま水が際限なく宇宙から運び込まれるとするならば、地球はまた大洪水にみまわれる危険性をはらんでいるといわねばなりません。
(中略)
このところ世界各地で洪水が起きているというニュースも頻繁に報じられるようになりました。
6.水害から地球を守るために私たちができること
この本は今から約12年前に発行されたものですが、その時に水害について書かれています。12年後の現在、日本各地で多くの水害が発生しています。
そのタイミングでこの本を読んだことはとても意味があることだと思いました。以下のような気持ちで過ごすことで水害や洪水を防ぐ、または最小限に抑えることができるかもしれません。
水は循環しています。
本文に集合意識のことが書かれていますが、一人の意識は小さくても多くの同じ意識が大きな影響を与えるということから、たくさんの人が「愛と感謝」の気持ちで過ごすことで水がきれいになります。
それには私たち人類一人ひとりが、きれいに澄んだ心を持っていなければなりません。と著者は言っています。
きれいに澄んだ心を持つ、愛と感謝の気持ちで過ごすことを今後より一層意識して過ごしたいと思いました。
7.まとめ
本を読んで、水だけでなくすべてのものに命があってそれらを愛おしく感じ、感謝の気持ちで接したいと思いました。
若い頃、自分のイライラを物に当たってしまったこととか猛省しています。物にはなんの非もないのに八つ当たりして痛い思いをさせてしまってかわいそうなことをしてしまったなと。
そして、水や自分の周りの人、物、環境に感謝することは自分を大切にすることに繋がり、その意識は集合意識となって大きな力になることを理解しました。
もし、興味を持っていただけましたらぜひ本を読んでいただきたいですが、本を読まなくてもこの記事から、「きれいに澄んだ心を持つ、愛と感謝の気持ちで過ごす」ということを意識して過ごしていただけましたら幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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