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2023年を振り返る〜思うは招く〜シュタイナーアプローチのホームスクーリング開校します!

「思うは招く」

下町ロケットのモデルにもなった植松努さんのこの言葉が好きだ。

「思うは招く」

植松さんのお母さんが、彼が中学生の時に教えてくれた言葉らしい。
思ったらそうなるよ、思い続けることが大事だよ、という意味だという。

私は、ずっと学校を作りたい、と思っていた。今でも思っている。

必要な子どもに必要な教育が提供できるような学校。
建物ありきじゃなくて、子どもが子どもらしく学べる場。

2023年の12月。この夢に一歩近づいた。

ホームスクーリングという学びの場

今は、公立の学校に通うという方法以外に、さまざまな学習の方法が世間的にも認められるようになってきた。とは言っても、日本は、まだまだ遅れてるけど。

それでも、「ホームスクリーング」という言葉も耳にするようになった。

10月のある日、友人のFacebookの投稿から悲痛の声が聞こえてきた(ように感じた、笑)

娘をシュタイナー教育の環境で勉強させたい、でも今住んでいるところには、その場がない!!!

こんな内容だったと思う。

お節介な私は、「何かできることがあれば、、、」とメッセージを送った。
ふと、シュタイナーアプローチの算数を教える勉強をしてきている私が何かお手伝いできるかも、と思ったのだ。

でも、冷静に考えてみたら、仕事を抱えながら、片道1時間以上かかるところにホームスクーリングの代替となるような授業を定期的に担当することは、時間的に難しいことに気づいた。そのご家族は、オンラインではなく、対面を希望していたから。

ん、、、でも、悲痛の叫びを見過ごすことができなかった。必要としている子どもがいるのに、必要としている教育メソッドを学んで来ているのに、それを提供できないなんて、、、んー、ジレンマ。

あ、シュタイナーアプローチの仲間がいる!

自分がやろうと思うと無理だけど、同じように学んで来た仲間が私よりも近くにいる!そう思い、一緒にe-waldorfでシュタイナーアプローチを学ぶ仲間達のコミュニティに呼びかけてみた。2人の先生たちが協力してくれることに!

そして、そこからzoomで打ち合わせすること数回。私は、あくまでもコーディネーター/つなぎ役として、親御さんの方向性も何度か確認させてもらった。学校との関係、お父様、お母様それぞれの子どもの教育に関する思いなどなど。もともと知っているご家族だったけれども、その当たりはしっかりとすり合わせしておきたかった。大事な子どもの教育に関することだから。

いよいよシュタイナーアプローチクラスの体験会開催

そんなやりとりを重ね、形ができあがってきたところで、体験会を開催。

開催場所は、東京千住・ヰヱ(イエ)。こちらのシェアハウス、なかなか面白いコンセプト。この日は初めて、ということで、オーナーにトゥクトゥクでお迎えに来て頂き、東京の下町をトゥクトゥクで走るというなかなかシュールな体験をした。

こちらが会場となる一軒家

会場についたら、先生達と入念に教室の準備。

フェルトの羊さんたちの後ろには、
私が合宿で拾ってきた大きなまつぼっくりも(笑)
先生が染めるところから丁寧に作った羊毛の毛糸
手作りのお手玉

小1から小3までのお子さん4人が参加してくれた。2人の先生による1時間の体験では、リズミックエクササイズ、手仕事、フォルメンと盛りだくさんな内容を、子ども達は楽しんでくれた。

隣の部屋でそーっと様子を見ていたのだけれども、途中で子ども達がドアをしめちゃった。そこからは、お母さん達とコーディネーターの私でおしゃべり。南アフリカと比較しながらの日本の学校教育について、子ども達のトラブルなど、話題は多岐に亘る。

あっという間の一時間で、子ども達は、まだまだ続けたいらしいけど、もうお昼の時間なので、一旦お仕舞い。保護者の方々と少し意見交換などをして、体験会終了。

2024年1月からシュタイナーアプローチのホームスクリーング始まります!

体験会を経て、いよいよ本格的にシュタイナーアプローチのホームスクーリングが立ち上がることに。週2回(2.5時間/回)というホームスクーリングを補う程度の時間ではありますが、子ども達4人とも、やりたい!という反応だったほど魅力的なクラスだ。

体験会にお越しいただいたお子さん達の中には、公立の小学校に通学しているお子さんもいらしたので、1月からはまずはひとりのお子さんから開始予定。


シュタイナーアプローチ(算数と手仕事)@東京千住・ヰヱ(イエ)

【1月】※12日(金)開校!9:30〜12:00
(火)16、23、30 シュタイナーさんすう
(金)12、19、26 シュタイナー手仕事


もし、このnoteをご覧になって、関心を持たれた方は、東京千住・ヰヱ(イエ)(改田さん)までご連絡を!

この情報を必要としているお父さん、お母さん、お子さんに、届きますように。

※2023年の振り返りは、これで終わりではありません。あまりにも激動な一年だったので、年を越してからも続きます(笑)ぜひお付き合いいただけたら嬉しいです。


最後までお読みいただき、ありがとうございます。これからも、「いまここ」の私が感じていること、考えていること、活動していることなど、アフリカ、教育、育児、シュタイナー教育、己書などをキーワードに気ままに書き綴っていきます。

フォロー頂ければ嬉しいです。

バイリンガル子育て、南アフリカのシュタイナー学校での子ども達の様子を綴ったブログ(2010~2022)もどうぞご覧下さい。

https://ameblo.jp/my-kids-diary/


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