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マクロビアン薬剤師 玄米を食す

マクロビアン薬剤師 玄米を食す

現役薬剤師のみゆきです。
認知症の母が施設に入って8年目に入りました。

調剤薬局での仕事は、扱うものは『薬』

わたしはその『薬』を扱う仕事をしながら、
マクロビオティックの基本である、
身土不二、一物全体、陰陽調和
の3つの東洋の伝統的な考えを基本とした生活を送っています。

本日は
旧暦如月廿八日
晴明
玄鳥至
西暦2021年4月9日

マクロビオティックの食事の基本のキは、やはり
『玄米』
です。
玄米菜食という言葉の表す通り、玄米は、菜食の基本でもあります。

マクロビオティックの基本である

『身土不二』
住んでいるところで作られている食材を
『一物全体』
丸ごとの食材を
『陰陽調和』
バランスよくいただく
という、

全てを兼ね備えている完全食が『玄米』です。

そしてそれは、
『完全無農薬』でなければなりません。

無農薬栽培を続けて30年以上という水田で作られた玄米は、それはそれは美味しいものです。

自然塩と水だけで炊き上げて、何もかけずにシンプルにいただくのが一番美味しく感じられます。

玄米をいただく時は、動物性のものは絶対に摂りません。

それは、玄米自体が動物性のものに匹敵するほどの『陽』の力を持っていると考えるからです。

玄米を食べながら動物性のものをいただいてしまうと、陽の方に引っ張られすぎてしまい、
バランスが崩れる原因になってしまいます。

陰陽調和をするためにも、玄米はそれだけでいただいて、ほんの少しのお野菜で十分なのです。

素食、粗食、と言われますが、

無農薬玄米を噛み締めていただくことは、一番の贅沢と感じています。

しかしながら、マクロビオティックは玄米菜食をすることではなく、

生きること、生活そのものに、身土不二、一物全体、陰陽調和の考え方を生かす生活スタイルをとることです。

どんなに文明が栄えていっても、この考え方を生きる指針として、

自然の流れや秩序に沿って生きることがで、健全で平和的に過ごすことができるというのがマクロビオティックです。


私たち人間も自然の一部。

自分たちの住む土地でとれたものを、季節、環境、体調に合わせて、
できるだけ自然のまま素材を丸ごと頂くことでバランスの取れた生活が送れそうです。


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