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マクロビアン薬剤師 冬に向けての衣食住の『食』

マクロビアン薬剤師 冬に向けての衣食住の『食』

現役薬剤師のみゆきです。
認知症の母が施設に入って7年目になりました。

調剤薬局での仕事は、扱うものは『薬』

わたしはその『薬』を扱う仕事をしながら、
マクロビオティックの基本である、
身土不二、一物全体、陰陽調和
の3つの東洋の伝統的な考えを基本とした生活を送っています。

本日は
旧暦長月十六日
霜降
霎時施(こさめときどきふる)
西暦2020年11月1日日
天赦日

昨晩は満月、ブルームーンが美しかったです。

11月に入り、このところ、最高気温が20度に行かなくなりました。

外気の冬支度は始まっています。

自分自身の中身も冬支度を始めていきます。


さて、冬に向けて、心も身体も準備がをしていく1週間。

今日は、衣食住の『食』について。

個人的には、季節のものをいただくということで、材料が変わってもメニューには一年中あまり変化がないという現実がありますが、
これからの時期に気をつけたいことは
『身体の中から冷やさない』
ゆえに
『身体を中なら温める』
ということです。

外気が、冷たくなっていくに従い、
気候は寒く、乾燥していきます。

身体を中から温めるには、やはり食材選びと、調理方法を意識した方が良いです。

普通に生活していても、冬になると温かいメニューを選ぶと思いますが、
食材や調理方法、調味料や薬味の使い方にも注意していきたいものです。

さらに冬には、寒さによって衰えてしまう身体の中の生理機能を維持して、
活動が活発になる春に向けて備えていかなくてはなりません。

冬支度は、来るべき春への備えでもあるのです。

選ぶと食材としては、季節の根野菜であったり、辛味、塩気も意識して、
身体の中から温めます。

季節の野菜も、必ず火を通して、冷蔵庫から出したものは温め直してからいただくほうが良いでしょう。

そして、元気が出る食材としては、
食薬と呼ばれる、『高麗人参』や『棗(なつめ)』
そして、マクロビアンとしては普段滅多にいただくことのない『肉』は、
『ジビエ(野性動物)』を中心に少し、
また、えび、山芋などもいただきます。

時にはお酒を少々お料理に使うなどして、身体を温めます。

これからの季節は、食事のメニューを考える時、
『身体を中から温められるか』をまずは自問自答していきたいと思います。

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