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マクロビアン薬剤師 自分の苦手を知る

マクロビアン薬剤師 自分の苦手を知る


認知症健康サポーター。マクロビアン。
現役薬剤師のみゆきです。
認知症の母が施設に入って7年目になりました。

調剤薬局での仕事は、マクロビオティックとは程遠い世界。
扱うものは『薬』

わたしはそれを、マクロビオティックの基本である、
身土不二、一物全体、陰陽調和
の3つの東洋の伝統的な考えに当てはめて考えています。

本日は
旧暦文月三日
立秋
蒙霧升降
西暦2020年8月21日


漢方医学の考え方に、病気の原因を外因、内因、不内外因の3つに分けるという、考え方があります。

外部(主に気候の変化)から病気を発病させる要因を『六淫(りくいん)』といいます。

『六淫』とは、

人はは季節によって、風(ふう)、寒(かん)、暑(しょ)、湿(しつ)、燥(そう)、火(か)
という6つの気候の変化を受けます。

それらを『六気(ろっき)』と呼びます。

この、『六気』が激しく変化をして、体の適応能力を超えるほど異常となって、病気の原因になってしまうことがあります。

このときの『六気』を、風邪、寒邪、暑邪、湿邪、燥邪、火邪(熱邪)と呼んで、
この六つを合わせて『六淫』と呼んでいます。

この『六淫』がひとつだけ単独で病気(体調不良)を引き起こすこともありますし、
複数が相互に連動して病気(体調不良)を引き起こす場合がある。と言われています。

みなさまは、この六つの
『風』『寒』『暑』『湿』『(乾)操』『火(熱)』
の中で、得意、不得意を考えたことがありますか!?

この六つの中での得意不得意を意識することで、自分の健康管理が楽になることがあります。

わたしはこの六つの中でもっとも苦手なものが『風』です。

風に当たることがとても不愉快な感覚をおぼえ、体調不良を引き起こすことを経験しています。

他の五つに対しては比較的強いので、この『風』を防ぐことを常に意識して生活しています。

例えば、クーラーや扇風機の風が強いところには近寄らない、風の強い日には出歩かない、
などです。

この六つの『気』をうまく見方につけることで、
今の新型コロナウイルス感染症の予防や熱中症予防にも役立つのではないでしょうか。


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