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マクロビアン薬剤師 鶯と梅

マクロビアン薬剤師 鶯と梅

現役薬剤師のみゆきです。
認知症の母が施設に入って8年目に入りました。

調剤薬局での仕事は、扱うものは『薬』

わたしはその『薬』を扱う仕事をしながら、
マクロビオティックの基本である、
身土不二、一物全体、陰陽調和
の3つの東洋の伝統的な考えを基本とした生活を送っています。

本日は
旧暦師走廿八日
立春
黄鶯睍睆(うぐいすなく)
西暦2021年2月9日

昨日、
2月8日、
七十二侯『黄鶯睍睆』(うぐいすなく)
となりました。

鶯(ウグイス)の声、
聴かれましたか!?

残念ながらわたしはまだ、聴いていません、、、

今年に入り、一月中に聞いた方もいらっしゃったようです。

あの、透き通った声。
ホーホケキョを聴くと、春がきたな〜と思うわけです。

さて、
七十二侯の『黄鶯睍睆』(うぐいすなく)は、
なぜ、『黄色』が入っているのでしょう!?

実は、東南アジアに棲息するのは、鮮やかな黄色の羽を持つ高麗鶯(こうらいうぐいす)です。

日本の『鶯』よりも身体が大きく、鳴き声もホーホケキョではないそうです。

中国では『黄鳥』(こうちょう)などと呼ばれ、皇帝の色である『黄色』であることから、とても尊い鳥として扱われているそうです。

そのため、中国から入ってきている七十二候は『鶯』ではなく『黄』をつけて、『黄鶯』となるようです。

暦によっては『鶯睍睆』と三文字表記のものありますが、『黄鶯睍睆』の四文字が正式のようです。

いずれにしても

ホーホケキョ♪早く聴きたいものですね。

鶯といえば、梅の花が似合います。

梅と鶯が揃うと、本格的な春の到来を感じることができますね。

『梅一輪一輪ほどの暖かさ』
江戸時代の俳人、服部嵐雪の句です。

一輪ずつ開花する梅の花。

急がずに、それでも確実に花は増えていきます。

そこに、春が歩み寄ってくるのを感じさせるのですね。

まだまだ世界中がザワザワしていますが、日本の春はもうすぐそこです。

心も身体も羽を伸ばして飛び立つ準備をしていきましょう!。

飛び立つ準備、出来ていますか!?


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