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チョコレートと頭痛

西暦2022年2月14日(月)
旧暦睦月十四日
立春
魚上氷(うおこおりをいずる)

季節はまた巡り、水の下で魚が動き出す季節に。

氷を張った水の下で魚が泳ぐ姿を想像すると、春めいた気持ちになれる気がします。

雪がまた降る降ると言われながら、東京は今のところ、冷たい雨で収まっています。

暦の上だけで季節が進んでいるようですが、自然界も少しずつ動いているようです。

さて、今日は『聖バレンタインデー』
元は、ローマ皇帝の迫害下で殉教した『聖ウァレンティヌス司祭の処刑の日』に由来する記念日と伝えられていますが、
キリスト教圏では一般に恋人や家族など大切な人に贈り物をすることが習わしとなっているようです。

非キリスト教圏である日本では、
チョコレートメーカーの策略⁉️により、『女性が男性にチョコレートを贈る日』
として、大々的にチョコレートが売られてます。

チョコレートは甘くて美味しい、心を和ませるもの、、
疲れた心と身体を癒すもの、、
嗜好品として好む方も多くいらっしゃいます。


そのチョコレートですが、
『頭痛』と深い関係があることが知られています。

チョコレートに含まれているチラミンという物質が頭痛の引き金になることが分かっています。

チラミンは交感神経に働きかけて、血圧や心拍数を上昇させ、
さらに体内に活性酸素が増加して、頭痛の原因となる痛み物質が作り出されるとされています。

一方で、チョコレートで頭痛が治る方もいらっしゃいます。

低血糖状態になると血管が緩みがちになり、頭痛が引き起こされます。
低血糖が原因で頭痛が起こっている場合には、
チョコレートを食べることで、低血糖状態が解消され、頭痛が治るとされています。

しかしながら、チョコレートで頭痛が治ったからといって、安易にチョコレートに頼るのことは避けた方がよさそうです。
チョコレートは急激に血糖値を上げて、その時は即効性はありますが、
インシュリンの作用によって、その後急激に血糖値が下がってしまうからです。

急激に血糖値を上げる甘い食べ物は、その時はよくても、長期的には望ましくないでしょう。

いずれにしても、チョコレートのような甘いものの摂りすぎには注意が必要となります。

食べ方、食べる量、食べる内容(チョコレート菓子にに含まれている添加物)に注意を払って、
お楽しみとしていただくようにした方がよさそうです。

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